課題トップダウンでの事業拡大の限界

多店舗展開事例のノウハウ知った結果、逆算思考・ロジカルシンキング、そして行動まで

対象者層
  • 中堅層
  • 管理者層
  • 経営層
導入サービス
  • 7つの習慣®Business Ownership
  • オンライン研修Smart Boarding
  • 会議型コンサルティングxDrive

COMPANY

株式会社ほねごり(阿部 公太郎 様)

業種
鍼灸整骨院事業
企業規模
101~200人

わずか創業4年で整骨院を18店舗展開させた、株式会社ほねごり。代表の阿部社長は、「日本古来のすごい技術を伝承しつつ「修行」という概念を取り払い、この業界で働く人たちが夢を描けるようにしたい」と思い、起業をされ、事業を急成長させてこられました。創業してからこれまでの間、ずっとトップダウンで指揮を執ってきたということですが、事業を拡大させる途中での人材育成の悩みと、その悩みをどのように乗り越え、どのように組織と従業員一人一人が変化してきたのか、についてお話を伺いました。

INTERVIEW

「創業4年で18店舗」まで拡大した株式会社ほねごりの事業

株式会社ほねごりの事業について教えてください。

阿部

私たち「ほねごり」は、患者様の肩や腰、ひざの痛みなどに対して手や鍼、電気による治療を行っている鍼灸整骨院といわれる事業を行っています。よく似たものなので、整体院と整骨院・接骨院との違いについて聞かれることがありますが、まず国家資格を持っていること、そして健康保険が使えるというこの2つがあるのが整骨院・接骨院で、これらがないのが整体院です。私たちは国家資格を持った者が治療しているというところに強みを持っております。「ほねごり」は現在17店舗を東京、神奈川、埼玉で展開しておりまして、来月東久留米に18店舗目を開院します。さらに加えて、「らくごり」というリラクゼーションの業態もやっております。私たちは鍼灸整骨院だけの展開に事業の目的を置くのではなく、健康のプラットフォームを創り上げたいと思っています。何かしらの痛みがあった時には病院や整骨院・接骨院へ、日頃の疲れを感じた時にはリラクゼーションへと、これらが1つのプラットフォームになっていくようなものを実現していきたいと思っています。

この業界で 働く人たちが夢を描けるようにしたいと思った

株式会社ほねごりを組織として、大きく事業拡大していこうと思われたのはなぜでしょうか?

阿部

日本古来のすごい技術を伝承しつつ「修行」という概念を取り払い、この業界で働く人たちが夢を描けるようにしたいと思ったからです。今、「60分2,980円」というマッサージを街の中でたくさん見かけると思うんですけど、実は、整骨院・接骨院って、全国に5万店舗もあるんですよ。整骨院・接骨院には江戸時代からの日本古来の歴史があって、私はこの技術が本当にすごいなと思ってこの業界に入りました。でもこの業界って、ものすごく職人気質の世界になっていて、技術を教えてもらうというよりは、「見て覚えろ」という師匠と弟子の関係が完全にできている世界なんです。そしてもう一つ感じたのは業界全体に、修行だから長く働いて、給料も安くてもしょうがないという前提のようなものがあるということです。でも、私はこの世界はこういうものじゃないはずだと思ったんです。日本古来のすごい技術があって、私はここにものすごい価値を感じましたし、価値あるものをもっと世の中のスタンダードにしていきたい、と思ったのが法人化して大きくしていこうと思ったきっかけです。日本自体も働き方改革をしようという方向なので、この業界ももっと変えていって、働く人たちが夢を描けるものにしていきたいという想いでやっています。

創業してからこれまでの間、ずっとトップダウンでやってきた

そんな想いで事業を拡大してきた中で、これまで感じてきた人材育成の課題は何でしたか?

阿部

弊社は今ちょうど4年目なんですけれども、創業してからこれまでの間ずっとトップダウンでやってきました。そのやり方(トップダウン)で大体5、6店舗ぐらいまでは広げることができたのですが、だんだん自分の想いが伝わらなくなってくるのを感じてきました。それでもなんとかして10店舗ぐらいになったんですが、いよいよ限界がきたなという状態になっていました。

その時に、元々カーブスの店舗で働いていた社員がいまして、彼女がポスティングをしている時に、「社長、ポスティングってなんでやっているんですか?」と何度か聞いてきたんですね。私は「そりゃ、売上を上げるためでしょ。」と言ったのですが、彼女は、「社長、そうじゃないと思うんです。」と言ってきたんです。「今月の目標が500万円ならば、今日は月末なので、今ポスティングをしても、来月の売上になりますよね? すると、今日やるべきことは違うことなんじゃないんですか?」と言ってきて、この時私は、「おお、この子の言うことは的確だな。」と思ったんです。

この時思ったのは、「今やっている行動がどこに繋がっていくのか、おそらくみんなも理解できてないんじゃないか?」ということです。設定した目標を達成する会社になるためには、私も含めて変わらなといけないと思いました。そこからいろいろ調べてみると、カーブスというのは約10年で1,700店舗も展開していました。労働集約型ビジネスなのに、なぜこんな展開ができるんだ? ということに非常に興味がありまして、さらに調べていった時に、御社の存在を知って連絡させてもらったという経緯です。そこから会社が一気に変わっていきました。なぜ、なんのために今この活動をしているのか? ということが、やはり今まで弊社にはなかったことに気付きました。そこから目的を持って皆が活動できるようになりました。

とにかくまずは、過去の成功事例を真似てみようと思った

弊社のサービスを導入する決め手となったのはどんなところでしたか?

阿部

決め手は、やはり多店舗展開してきたノウハウがFCEトレーニング・カンパニーにあったからです。業態に特化されていたりすると厳しいかなとも思ったんですが、業態は非常に似ていると思いましたし、こんなに多くの店舗展開ができた方法をとにかくまずは真似てみようと思いました。確実にうちとの違いがあるだろうなと思ったので、そこを知ろうと思ったのが決め手です。

あとは、7つの習慣®ですね。7つの習慣®は、シンプルではありますが、会社のビジョンとそこで働く人たちの将来ビジョン、人生設計があって、そこを連動させているところが非常に良いなと思いました。会社がどうなっていくか、というところだけじゃなくて、自分自身もどうなっていきたいのかを考えていける会社にしていきたいので、働く人たちが、自分で描いたものを得られるというのが7つの習慣®のエッセンスにあったのでそこも決め手です。

 

チームメンバー1人1人に起きた変化

弊社の支援が始まってから、どのような変化が実際に現場には起きましたか?

阿部

私たちが導入したxDrive(PDCAトレーニング)に関しては、先ほども言った、なぜ、何のためにこの活動をやるのか? というのを落とし込んだ活動の計画を、しっかりスケジューリングまでして、実際に行動していくことができるようになりました。この業界には、「お客様に楽になって帰ってもらって、また来てもらう」ために、ただひたすらとにかくやる、というのがどうしてもあったのですが、そういう感じではなくて、立てた計画をちゃんと達成していくための逆算思考、ロジカルシンキング、そして行動までもやれるようになってきました。

僕も、入澤というナンバーツーの人間もトップダウン系なので、それで一緒にやってきたメンバーは、当初は言ったことをやるだけという状態でした。右と言ったら右、左と言ったら左という状態だったのに、そういった人間たちが、逆算思考で、目標達成のために、「今週はこういう計画で、こういう数字目標、状態目標、それに対してこういう行動をしていきます!」と言って、実際にその目標を達成していくのを見て、第三者的に控えめに見ても「いや、これは成長したな! こいつは、昔はそんなこと言えなかったよね。」と、感嘆してしまいました。先ほど言ったポスティングの話であれば、チラシというのは新規のお客様方を呼んでくるという活動であるという行動と目的がしっかり紐づいてきたという印象がチームとしてもあります。自分ではない人間がそういう行動をできるようになっているので、まさに自分で自分自身をしっかりマネジメントしているなという感じがします。

店舗ビジネスのプロだ、と感じた

阿部

もう一つ私たちが導入した人財戦略会議というコンサルティングに関しては、多くのチェーンではこういうことをやって1,000店舗超といった組織を業態に応じてマネジメントしているんだということが分かり、店舗ビジネスのプロだなというのを非常に感じました。最初はどういう感じのものなのかな?と思っていたんですが、とにかくこのノウハウはすごいなというのを感じ、経営管理や、体制整備、基盤作りをするという流れが弊社でも少しずつ設計できてきているので、また次のステージにいけるなという実感をしています。

例えば支援の中では、顧客目線でのチェックリストを作り始めました。これまでは、例えばお客様が来院した時にちょっとした臭いを感じてしまうだとか、お灸の臭いが気になるとか、分かってはいたんですけど、優先順位を下げてしまって取り組んでいなかったということ、ずっと置き去りにしていたことに取り組み始めることができました。お客さん目線で「これは絶対にないでしょう」みたいなことを教えていただいたりして、「言われてみればそうだよな」ということがたくさんありました。当たり前のことなんですけど、当たり前にできていないというところをちゃんとルールにして、チェックリストにして、ということを形にしていきどんどん変わっていきました。患者さんから見て、最も大事なことと、治療家にとっての優先順位は別物なんだなと感じ、しっかり行動していけるようになりました。

この会社に入って本当によかった、 という状態にする

社長が考える、理想の社員はどんな状態ですか?

阿部

僕自身が描いてる会社の理念、ミッション、ビジョンがあり、その実現のために会社を大きくしていくということに対して、賛同し共感してくれた社員のみんなが一生懸命やってくれたことによって、さっきお話した7つの習慣®の話にもなりますが、自分の人生の目的と目標も一緒に達成できて、この会社に入って本当によかった、というような状態になっていけたら本当に会社の価値も高いと思っています。会社の方向性と自分の人生の方向性をすり合わせて、ここで成長できて、互いのミッションも達成できた、というのが会社と社員の理想の状態かなと思います。

健康のプラットフォームを本気で作っていきます

では最後に、株式会社ほねごりが今後実現していくことについてお聞かせください。

阿部

今後は、健康のプラットフォームを本気で作っていこうと思っています。各地域で、整骨院・接骨院や、クリニック、総合病院、フィットネスや介護などの様々な施設が繋がって、地域で一つのプラットフォームになっていく、というようなことを本当に実現していきます。そして、そこで働く人たちは、整骨院・接骨院や各施設というだけの枠を超えたプラットフォームの中で成長し続ける、というようなものを実現していきます。その中でいろんな知識を得たことによって、さらに自分の人生が素晴らしいものになることができたと言えるような、そういう人たちがたくさん出てきて、一緒に大きい夢を叶えていけたら、と思っています。

阿部社長、ありがとうございました。

導入担当者からのコメント

FCEトレーニング・カンパニー (担当)

FCEトレーニング・カンパニー トレーニング担当です。
最適な研修やトレーニングのご提案から実際のコンサルティングまでを実施いたします。

この記事を書いたコンサルタント

株式会社FCE (編集部)

株式会社FCE 人材育成コラム編集部です。
人材開発/研修を検討中の方、組織力の向上を目指し情報収集をしている方向けに有益なコンテンツを発信していけるようサイト運営をしております。

導入いただいたサービス

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