2016.09.06 2023.08.09
  • マネジメント

なぜ、できる人は緊張しないのか?「緊張=自意識過剰だよ。」と教わって、わかったこと。変わったこと。

  • #できる人
  • #プレゼン

【目次】



皆さん、こんにちは!

FCEトレーニング・カンパニー講師の吉村優士(よしむらゆうじ)です。

少し前の話になりますが、私が講師力を上げるための研修に参加してきた時のことです。

その時、研修講師から言われた衝撃的な一言がありました。

「吉村さんは、自意識過剰ですね!」

と、研修中、突然(しかも名指しで…)言われたんです。

私は、一瞬で顔は真っ赤になりましたし、

嫌な汗が顔と頭皮と背中から、ぶわっと噴き出しました。

「え、え?どういうこと??」と…恥ずかしくも大混乱状態になってしまいました。

しかし、この一言をきっかけにして、私は研修講師として一皮むけた感覚があります。

そして、これからずっと役に立つ気づきを得ることができたんです。

緊張の原因は?できる人はなぜ緊張しないのか?

私が参加した講師力を上げるための二日間の研修は、1人ずつじっくりじっくり

フィードバックがもらえるように少人数制で受講者は5人の研修でした。

参加している人たちは、皆なにかしらの形で人前でプレゼンをするような人たち。

営業マンや研修講師、経営者など。

私もそうですが、皆、プレゼンをする立場として一皮も二皮もむけるために、2日間をあけて来ているので、

最初は流石にかなりピリッとした感じからの研修スタートでした。

そして、最初のお題は自己紹介でした。

研修講師(O先生)や、他の参加者の前で2分間、話をします。

私は、

「普段、講師をしているんだから『さすが』と思わせたい!」

「FCEという研修会社の看板を背負っていることになるんだから、いいところを見せないと!!」

と、かなり気負っていました。

私の自己紹介の順番は4番目。

自分の番が来るまでは、正直半分人の話は上の空。。

「何を話そう?」

「どんな風に話そう?」

「あ、やっぱりアレは話しておいたほうがいいよね。。」

頭の中ではブツブツと独り言を話しながら、だんだんと自分の番が近づいてきます。

すると・・・

「バク、バク、バックン、バックン!!」

心臓の音が、徐々に大きくなり、ハッキリと耳に聞こえてくるぐらいに緊張してきました。

そして、いよいよ、私の番が来て、口を半分空けて立ち上がろうとしたその瞬間、、、

私の様子を見て、O先生が突然の一言!

O先生:「吉村さん、緊張してますね~?」

私:「ぇ、、ぁ、、ふぁ、はいっ!」

私は、心の中で

「しまったぁぁ!いきなりかっこ悪いところ見せてしまった。。。」

「緊張が伝わってしまってはダメ!とかなんとか言われるんでは・・・」

と思いながら、恐る恐る、

「しょ、正直、緊張しています。」

と答えました。

その時です。

最初にお伝えした衝撃的な一言を言われたのです。

「もう、吉村さんは、自意識過剰な人ですね!」

できる人は、うまく話さなきゃとか思ってない

「え!??じ、自意識過剰??どういうこと?」

と混乱してしまいました。

「自意識過剰ではないし、むしろそうじゃないから頑張んなきゃって思ってたぐらいなんですけど!?」

と心の中で反論しましたが、

次に言ってもらったO先生の説明で、「なるほどね~」と納得しました。

O先生:「いいですか?吉村さん。

話を聞いている人は、ぶっちゃけ吉村さんの話にそんなに期待していません。

そもそも注目もしていません。

あなただって、正直、人の話、ほとんど聞いてなかったでしょ?(ぅ、、、た、たしかに)

にもかかわらず、吉村さんは、『みんなが見てる』『うまく話さなきゃ』と思っているんですね。

それを自意識過剰といいます。」


ズバズバ言われて気付いたこと。自分は自意識過剰だったのかな?

もう、ずばり当たり過ぎてて、ぐぅの音も出ませんでした。。。

そして、そんな風に言われると、なんだか緊張していること自体がさらに恥ずかしいことというか

馬鹿らしいというか、そんな風に思えてきました。

「たしかに、自分も他の人の話、そんなに注目して聞いてなかったし、、、自意識過剰だったのかなぁ」

衝撃体験を経て、できる人に一歩近づいた

そして、気がつくと・・・緊張は和らいでいました。

これは私にとっては結構大きな衝撃体験でした。

2日間の研修のしょっぱなからこんな体験があり、

その後も、いろんなフィードバックをもらい、

いろいろ気付き、時にはいろいろ傷付き(?)ながらも

かなり成長できました。

そして、一皮も二皮も、いや三皮ぐらい?むけた感覚があります。

そして、この日以降、緊張している自分に気づくと、

「おっとー、待て待て。

自意識過剰になっちゃっているんじゃないの?

(良い意味で)そこまでみんな期待してないぞ。

だから、ドーンと構えて、精一杯話そう!」

と思うようにしています。

さらに、そうなると、

「自分が伝えたいことは何だろうか?」を考える余裕ができ、

「今、自分がやるべきことに全力を尽くそう!」

と思えるようになりました。

すると、不思議なことに緊張がすーーーっと和らいでいくんです。

結果的に、プレゼンテーションや研修で手ごたえを感じられることが多くなりました。

 


緊張を克服するトレーニングとして

さて、皆さんが、緊張してしまうのはどんな時ですか?

人前で話をする時、

初対面の人に会う時、

お客様や目上の人と話をする時など、

緊張する場面は、人それぞれあると思います。

では、「緊張を和らげたい!」「緊張を克服したい!」という時、どうしていますか?

今日お伝えしたやり方も、参考になれば嬉しいです。

ぜひ、あなたなりの方法を見つけてもらえればと思います。

そして、場数を多く踏むのもやっぱり大事です。

私たちが行っている定額制研修トレセンでは、お近くに座っている初対面の方とお話をする機会があります。

つまり、場数を踏む、絶好の機会となります。

マネジメントや生産性向上、営業力強化、プレゼンテーション力強化など

様々なテーマの研修がありますが、どれも、講義を受ける時間は少なく、

実際にロープレしてみて、実戦力をつける講座ばかりです。

会社で安価に取り組む定額制研修としては一つ検討してみてもらえたらと思います。

このコラムが皆さんの「働くをおもしろく」するお役に立てれば幸いです。

いつかどこかの研修でお会いできるのを楽しみにしております。

以上、吉村 優士(よしむら ゆうじ)でした。



【無料ダウンロード】e-ラーニング研修はじめの一歩、導入前に必ず読むべき<効果が実感できた研修10選> DLフォーム



▼定額制研修トレセンとは?

こちら↓↓
https://www.training-c.co.jp/__cms__/training/

▼「職育」仕事を通じて、人を育てる。職場を育てる。
“働く”をおもしろくする研修が、あります。
https://www.training-c.co.jp/__cms__/

▼トレマガ執筆者紹介ページ▼
https://www.training-c.co.jp/__cms__/mailmagazine/profile/

▼「トレマガの内容、活用してる!」「自分もこんなことあったよ!」
という方、ぜひ、トレマガのご感想、ご意見お聞かせください!▼
toremaga@training-c.co.jp

……━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━……

◆◇◆ 「働く」をモットおもしろく! トレマガ ◆◇◆

トレマガ編集・執筆責任者:中村 天大(なかむら てんだい)
株式会社FCEトレーニング・カンパニー
連絡先:ml-info@training-c.co.jp

【当社プライバシーポリシーについてはこちら】
https://www.training-c.co.jp/__cms__/privacy/
───────────────────────────────────

◆新たにご購読をご希望の場合は、下記よりメールアドレスを
ご登録ください。

……━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━……
Copyright 2016 FCE Training Company. All rights reserved.
社内回覧、お知り合いへの転送は大歓迎です。全文、または一部の記事の無断転載はご遠慮ください。
※「7つの習慣(R)」はフランクリン・コヴィー・ジャパン社の登録商標です。
※「7つの習慣(R)InnovativeMind研修」プログラムはフランクリン・コヴィー・ジャパン株式会社(FCJ社)とのパートナーシップ契約に基づき、FCJ社の監修のもと、研修、および振り返りテキストを通してビジネスシーンでの実践を目的に開発しております。

この記事が参考になったら、「シェア」をお願いします!

  • LINE
  • はてブ

なぜ、リーダーシップには多くの要素が必要なのか? 今、求められるリーダー像

なぜ、リーダーシップには多くの要素が必要なのか? 今、求められるリーダー像

この資料を見る

この記事を書いたコンサルタント

株式会社FCE (編集部)

株式会社FCE 人材育成コラム編集部です。
人材開発/研修を検討中の方、組織力の向上を目指し情報収集をしている方向けに有益なコンテンツを発信していけるようサイト運営をしております。

個別でのご相談も受付中!

人財活用、育成に関する課題をお申し付けください。最適なアプローチをお答えします。

『個別相談』を申し込む