つい先日のことなのですが、ある数字を追う仕事において
「もう万策尽き果てた・・・」
と思った瞬間がありました。
決められた納期までのゴールはあるものの、
ゴールまでのGAPも大きく、到底その達成は無理だ!
と思ったのです。
正直なところ、「今から何をやっても、もう無駄かな」とか、
なんと言い訳しよう、みたいなことが、
頭の中を駆け廻っていたように思います。
驚愕の1冊
そんなときに、弊社で行う「朝礼」で、
他の事業部の先輩が、仕事の仕方について共有をしてくれる機会がありました。
その先輩は、前に立ったかと思うと、
ある1冊の本をみんなに見せてくれました。
そして、その本を見て全員が驚きました。
・・・何の本か?
実は、その本のタイトルは関係ありません。
その本を見た全員が、驚いたのは、
そこに貼られた、ものすごい数の「付箋」の量だったのです!
その先輩は、営業職のマネージャーなのですが、
昨年、誰もが「それは絶対に無理だ!」と思うような成果を出した方でした。
そして、こんな話をしてくれました。
「絶対に無理だ、と思っても、
やる、と決めたのであればやる方法を考える。
でも、いくら考えても方法が出てこないから、
本を読むことにしたんです。
それで、本を読み“これは自分の仕事でつかえそうだな”
“今度試してみよう”と思う事は、
忘れないように、付箋にメモをし貼っておく。
そして、次にその付箋に書いたことを、どんどん実行していくんです」
本を読んでいいな、と思ったことをメモしたり、
付箋をはったり、ドッグイヤーをしたり、ということは、
私も行っていました。
でも、何より驚いたのは、
その「付箋」を次々に実行している、ということ!
「試してみよう」を管理する
また、もう1つあるエクセルの表を見せてくれました。
そこには、
・試してみようと思ったこと
・実行する納期
・実行した結果
が簡単にまとめられていたのです。
「これは、実際に決めた“試してみよう”ということを、
書き写しています。
そして、どんどん実行できるように、自分で管理してるんです」
本を読み、ちょっとでもやってみよう!と思ったことを、
次々に実行する「仕組み」を自分で作りだしていたんですね。
「やりたい」と思って本を読む、アイデアが出る
わたしも、早速その付箋や表の真似をしてみました。
すると、これまでの本の読み方とは、
決定的に違うことがあったのです。
それは「アイデアにつながる事を、探しながら読む」ように
なったことです。
これまでは、漠然と「いいな、大事だな」で止まっていましたが、
「今、この状況を打破する為のヒント」
を自ら探しながら読むようになっていました!
そして・・・そこで得たアイデアを実践し、
納期ぎりぎりでなんとか達成!
みなさまも、
「アイデアがでない・・・」と思ったら、
「もっと早く成果をだしたい!」と思ったら、
ぜひTRYしてみてくださいね!
また、こんな本の読み方もおすすめ!ということがあれば、
ぜひお聞かせください!