え、何で今さら?
みなさんは、
「うまく進んでいる!」と思っていた仕事について、
突然、お客様や上司、プロジェクトメンバーから
「え、何で今さらそんなこと言うの?」
という事を言われた経験、ありませんか?
お客様や社内メンバーと、
しっかりコミュニケーションをとって、同じ目標に向けて
協力して進めていると思っていたのに、
「そんなこと今言われても、大前提がそもそも違うじゃない!」
「最初に確認したときに、みんな同意してくれてたじゃない」
と思うようなことを突然言われて、
一生懸命進めていた時間が無駄になったように感じる…。
そんな方もいらっしゃるかもしれません。
わたしも、正直しょっちゅうありました(笑)
「効率化」って?
最近もそんなことがありました。
「管理業務の効率化」という目的を持っていたあるプロジェクト。
営業部や、経営管理部など色々な人が関わっていたのですが、
なぜか、前に進まないんです。
いつも同じような話をするばかりで、
みんな「効率化」を目的にしているのに、
いまいち具体的な話が決まらない…。
そこで、気を付けてよく互いの話を聞いてみることにしたのです。
「共通言語」が必要だ。
すると、一言で「効率化」といっても、
みんなまったく違うことを言っていることがわかりました!
・営業部→多くのお客様にもっと効率よくフォローできるようになりたい
・経営管理部→数値の取りまとめをもっとスムーズにしたい
・運営事務局→お客様へのご案内をもっと簡単に行いたい
こんなにも違うことを言っていたのです。
…確かにこれでは、話が噛み合い進むはずがありません!(笑)
そこで、再度みんなで話し合い、明確に「効率化」の定義を決め、
再度仕切り直しをしました。
「効率化」の言葉の意味を、
『会社全体にかかっている、管理業務の工数を減らすこと』
という、「共通言語」にしたのです!
するとそれまでは、「自分の業務をなんとか効率化したい」
と言い合うだけで進まなかった話し合いが、
『会社全体として、この部分の工数を削ったほうが良さそうだね!』
と、アイデアや意見が活発にでるようになり、
議論が一気に進むようになったのです!
ある、ラーメン屋さんの話。
お互いが「知っている言葉」「普段使っている言葉」だからといって、
まったく同じ目的や背景で、話をしているとは限りません。
共通言語を持つのは当たり前!という方も多いかもしれませんが、
ご自身の周りで使われている言葉を、
ちょっと見直してみてください。
そして、実はこの「共通言語」を、研修を通じてつくることで、
組織作り、チーム作りを成功させた、
あるラーメン屋さんがいます。
▼「確実に社員の意思統一がしやすくなっています」▼
http://fcetc-7habits.jp/interview/1-02.html
ラーメン屋さんなどの、店舗運営をされている会社では、
社員のみなさんが、バラバラに店舗に入っているので、
全員で集まって意思統一をすることが、実はとても難しいのですよね。
だからと言って、「しょうがない」で済ますことなく、
会社として意思統一の仕組みづくりに、真剣に取り組んでいらっしゃいます。
必ず貴社にも活かせるヒントがあるはずですよ。
ぜひ、読んでみてくださいね!
http://fcetc-7habits.jp/interview/1-02.html