「10年後にはきっと、“せめて10年でいいからもどって
やり直したい”と思っているのだろう。
今やり直せよ。未来を。
10年後か、20年後か、50年後から戻ってきたんだよ今。」
(出典不明)
この言葉は、先週行われた弊社の全社朝礼の中で、
弊社役員が紹介してくれた言葉です。
この言葉、みなさんどう思いますか?
わたしは、胸を突かれたような思いになりました。
発信者の会、でのこと
「わたしは、胸をはって10年後の未来をやり直しているだろうか?」
もちろん仕事も充実し、やりたいことをやっているという自信もある。
でも、できていないこともあるし、
ついつい仕事のせいにして、おざなりにしてしまっていることもあるような…。
今の自分を、10年後の自分が見たらどう思うだろう?
「やり直せたらなあ」と、いつか思ってしまうかもしれない…。
そんな気持ちになってしまったんです。
実は、ほんの少しだけそんなモヤモヤとした気持ちを抱えつつ、
めちゃくちゃ楽しみだった「発信者の会」に向かいました。
それぞれの「働くをおもしろくする」
会は、それぞれの自己紹介から始まり、
みなさますぐに意気投合してくださり、もはや進行も必要ないほど(笑)
大変盛り上がりました。次回は2月に!と意気投合したほどです。
そして会の最後、「今日の感想」と共に
「あなたにとって、働くをおもしろくするとは?」
ということについて、お1人ずつお答えいただいたのですが、
Kさんという50代の男性の方のお話に、わたしは特に深く頷かされてしまいました。
「仕事が上から降って来る。ずっとやっていると、ある程度の年になるとだいたい
どんな仕事が来てもやれるようになる。
でも、そこに、自分事として仕事をするようにすると、色んな発想が出てくる。
少なくとも働くということは、時間から時間ではないし、
お金をもらうことも大切ですが、人生は一回しかないので、
できるだけ仕事が降ってきた時に“自分の仕事としてやる”ことですかね」
Kさんの話を伺い、こそっと抱えていた「モヤモヤしていた気持ち」が
少し晴れたような気がしたのです。
自分の仕事、自分の会社
仕事をしていると、いいことも悪いこともあります。
でもどんなことも全て「10年後の自分」が振り返った時に、
「いろんなことがあったけど、どんなときも自分の仕事が好きで、
自分事として一生懸命やっていたから、今があるんだよね」
と思える自分でいたいな、と改めて強く思えたんです。
もちろんこれまで、そうできなかったこともあるかもしれませんが、
過去は過去。
「今、もっと素晴らしい未来をやりなおす」
その決意をすること自体が、
自分にとって大事なんだな、とそう強く思うことができました。
自分の仕事、にするために
そのためにも、自分の仕事や一緒に働く仲間、
会社のことに、もっと強い誇りを持っていたい。
それが、わたしにとっては「働くを“もっと”おもしろくする」
新たな一歩にもなるのかも、そう考えました。
そこで!もっと「誇りを自ら持つ」ために、自分に「冬休みの宿題」を決めました。
それが
「年末年始に会う、家族や友人などの身近な人に、
必ず1回以上は自分の仕事、会社の“自慢”をする!」
ということ。
与えられた仕事が云々、ではなくて、
「この仕事、この会社が好きなんだ!」と自分から愛情を持ち、
それを表現することが、実はすごく重要なんじゃないかな、と思ったのです。
感謝と、これから。
実はこれは、わたしがトレマガを書くことを通じて感じさせて頂いたことでした。
今年の42回の発信の中で、
本当に多くの方から共感や、励ましや、御礼のメールを頂きました。
もちろん、このトレマガはわたしなりに
「少しでもみなさまの、励みになったりお役に立てば」
という思いで続けてさせていただいています。
でも、日々自分に起こった出来事をトレマガに書かせてもらうたびに、
実は、わたし自身が一番「本当に自分の仕事、自分の会社が好きだなあ」と、
思わせてもらっていて、どんなことがあっても「頑張ろう!」と思う
原動力になっていたんだなあ、と改めて気づかされたのです。
私の力不足にて、うまく伝えられなかったり、中にはつたない文章に不快な
思いをされた方もいらっしゃるかもしれません。
それでも、ここまでお付き合いくださったみなさまに、本当に感謝しています。
そこで…ぜひ!
このトレマガをいつも読んでくださっているみなさまにも、
この「自慢」を「冬休みの宿題」としてTRYしていただきたい!
と思っています!
もうすでにされている方も、そんな話したことないよー!という方も、
もっともっと、今以上に「働くをおもしろく」していくために、
「今、もっと素晴らしい未来をやりなおす」
そんな気持ちで、一緒にTRYして頂けたら幸いです。
2014年、本当にみなさまありがとうございました!