みなさま、こんにちは!
FCEトレーニング・カンパニー「トレマガ」編集担当、大司奈緒です。
ちょっとご無沙汰させていただいておりました。と、言うのも…。
私…。
実は、会社を…
「腰痛」で、しばらくお休みしていました!
…なんだそれ!という声も聞こえてきそうですが (笑)人生で初めて「少しも動くことができない」ほどの腰痛を経験し、安静入院や自宅療養を1ヶ月近く、続けていたんです。
今日は、そんな1ヶ月のお休みの間に、私が「気づかされたこと」についてお伝えします。
「私にしかできない仕事」
突然腰痛がやってきたのは、ある月曜日の朝。その1週間は、今進めている仕事において、すごくすごく重要な、会議、面談、連絡などなど、本当に大事な仕事が山積みの1週間でした。
上司や同僚、取引先に連絡し、一時的に対応してもらいましたが、その後もまだまだ、安静にしなければいけないとなり、最低限できることだけに集中しよう、ということで色々な業務を手離し、他の人にお願いすることとなりました。
その時、私の心には快く仕事を引き受けて下さる会社への感謝でいっぱい…だったのですが、実は、こんな気持ちも抱いていました。
それは、、、
「…全部、『私にしかできない仕事』だと思って頑張っていたけど…そうでもないんだな(超、残念…!)」
そう、実は自分がやってきた仕事が他の人の手に渡ることがちょっと「寂しいな」と思ってしまっていたんです。
「誰でもできるようにする」
頭では、わかっているつもりでした。「自分にしかできない仕事」なんて存在しない。逆に、そのような仕事だけになってしまったら、会社の生産性は著しく下がってしまう。いざ、と言う時に、「誰でもできるようにする」こと。それこそが、チームで大きな成果を出すためには大事なことだと思って、私自身も意識して仕事をしてきたつもりです。
でも…。
いざ…。
本当に「誰でもできる」つまり「私じゃなくてもいい」ということを目の当たりにすると、
『ああ、私がいなくてもいいのね』
『必要とされていると思っていたけど、、、まあそうでもないか…』
なんて、(腰の痛さもあいまって!)なんだか、身勝手にもちょこっと凹んでしまっていたのです!
そして、やっぱり気づいたこと
そんな気持ちで色々考えている中で、ふと、お休みする前の自分を思い出しました。毎日忙しかったし、仕事も楽しかった。でも、私がよく口走っていたのは、
「ああ、あれもこれも…“やらなくちゃ”!」
という、言葉。
まるで、「私しかできないんだから、やらないといけない!」と、誰かに強制されているかのような、それでいて、どこかそんな自分に酔っている自己満足のような。そんな言葉ばっかり言ってたな、と気づいたんです。
でも、仕事をすこし離れてみて、自分じゃなくても、出来る仕事だとわかってなお、改めてわかることがありました。
それは、
「今私がしている仕事は、“したい”仕事なんだな」ということ。誰かがやってもいいかもしれない。私じゃなくてもいい。
でも、私がとても「したい」仕事ばかりなんだな、ということが深く実感できたのです。
“やらなくちゃ”と、言いたくなったら…
とはいえ、これからも仕事のペースが戻って忙しくなってきたらきっとまた私の口癖は、「“やらなくちゃ”!」に戻ってしまうような気がしています(笑)。
でも、もしそんな言葉を口走ったらその時は、「私しかできない仕事だから」⇒「“やらなくちゃ”!」ではなくて、「私が“したい”仕事だから」⇒「“やらなくちゃ”!」と、言う風に思い直そうと決めました。
健康に仕事ができること、何かあったらすぐにサポートしてくれる環境、仲間がいることに感謝して、何度でも自分の気持ちを仕切りなおそう!
そう新たに決意をすることができる、大事なお休みとなりました。
皆さまも、忙しいとき、やらなくてはいけないことが多い時こそ、「私が“したい”仕事だから」⇒「“やらなくちゃ”!」と、思い直してみると、今よりさらに前向きな気持ちで、常に新たな決意をもって、日々の仕事に望めるかもしれません!
では、皆さまも、腰痛にはどうぞお気をつけて!!!(切実)
以上、大司奈緒でした!