「だから自分はダメなんだよ。。。」
またまた、先日の朝礼での話です。
(わけあって最近、朝礼ネタが増えてきました。その理由は最後に書きます)
いつも通り、会長の話を聞いていたのですが、ある話になった時、一緒に参加していた、ある役員の方の発言を聞き、衝撃を受けました。
そして私は、恥ずかしさと悔しさを感じ、「自分、めっちゃしょぼいじゃん…」と思ってしまいました。
そして、その悔しさをバネにある挑戦をすることを決意したのです。今日はそんな話をしたいと思います。
勝負は試合前に決まる
先日のトレマガで、
「受け取る達人」の話をしました。簡単に言うと、プレゼンの達人は、伝える達人である前に、話を受け取る達人でもある。そして受け取る達人とは、すぐに行動を起こすので、実行する達人でもある、という話です。
朝礼では毎回毎回、この「受け取る達人」の話があります。耳にタコができるぐらい聞いていますが、とても重要な話だと毎回、ぐりぐりメモを取っています。
なぜなら、「受け取る達人になる!」と意識せず、気を緩めると、あっという間に1時間半が経ってしまい、せっかくの朝礼なのに、得られるものが少なく終わってしまう可能性があるからです。
そして、前回の朝礼では大きな衝撃を受ける、そんな場面に、私は直面しました。
それは、ちょうどいつもの「受け取る達人」についての話が終わった直後のことでした。
会長の石川は言いました。
「では、実行する達人にはどういう共通点があるのか?分かりますか?」
5秒ほどの沈黙があり、石川は会場をぐるりと見回しました。そして、ある一人の役員を指名したのです。
「◯◯さん」
「はい!」
ピリッとした空気が会場に流れました。
会長は続けました。
「◯◯さんは、朝礼の前に、この朝礼が終わったら、しようと決めていることは何かありますか?」
すると、驚いたことに、その後、私にとっては衝撃の答えがコンマ数秒で、飛び出してきたのです。
それは、
「はい、決めていることがあります。それは、朝礼の内容を必ず3人の人(社外の方を含め)に話すようにしています!」
という答えでした。
私はあまりのスピードの速さとその答えにショックを隠し切れませんでした。
私はショックを受けながらも、無我夢中で、ノートを取りました。
「実行する達人は実行することを、受け取る前に決めている」と。
実行する達人は実行することを、受け取る前に決めている
その時は無我夢中だったので気づきませんでしたが、おそらく朝礼に参加していた周りの人たちも、みんな同じようにメモを取っていた(ように)思います。
よく、勝負は試合前に決まるとか、準備8割とか聞きますが、それこそ、知っていることとできていることが、どれだけ違うかということを、まざまざと見せつけられました。
さらにその後、成果を出している方と話をする機会があり、聞いてみると、共通点がありました。
成果を出している人は、全員、朝礼に参加する前から、何かしらやることを決めているということでした。
ある人は、研修のネタにして話すと決めていたり、またある人は、チームミーティングでのディスカッションのテーマにして、チームの価値観の統一や生産性の向上をさせるという目的を持っていました。
何の目的も持たずに参加していた私は、恥ずかしさと同時に、
「自分、めっちゃしょぼいじゃん…」
という悔しさを感じました。
実は、今トレマガを書いているのは、この朝礼を経ての、私のチャレンジなのです。
私も受け取る達人・伝える達人・実行する達人になりたいので、私はこれから、朝礼を始め、セミナーや研修に参加したら、その気づきをトレマガを通じて、アウトプットすることにしました。
もちろん、読者の皆様のお役に立つという大目的を外さずに、です。
私は決めました。
小さなことかもしれませんが、私にとっては大きなチャレンジです。
なので、今後朝礼ネタ(?)が増えると思いますが、きっとさらに役立つ内容になるはずです。
今後、朝礼の時は、読者の皆様が自分の前にいると思って、朝礼が終わった後、何をどう伝えたらいいか?意識しながら参加することを誓います!
(誓ってしまいました!のでやります。)
これからさらにトレマガが進化すると思いますので、引き続きよろしくお願いします。