みなさま、こんにちは!
FCEトレーニング・カンパニー「トレマガ」編集担当、大司奈緒(たいしなお)です。
わたし、、今日はめちゃくちゃ腹が立っているんです。。。
わたしですね、働き始めて約10年(※四捨五入すると)
「優先順位づけ」「時間の使い方」「タイムマネジメント」
って、がんばってやってきていたんです。
・毎日自分の仕事のゴールを決めて
・1週間、1ヶ月のスケジューリングもして
・リスケがあればきちんと都度見直して
って、やってきたんですよ。
でも、実際は仕事がたくさんあって。
もちろん最優先するべき自分の仕事や目標はあるけれど、
組織で働いている以上は、
自分の仕事だけじゃなくて、
依頼されることもたくさんあるし。
毎週の会議で、新しい方針が出れば、
それに応じて、素早く動きたいと思うし。
でも、そんな状況でもなんとか
時間をうまく使って、やるべきことをやりきろう!
と、私なりにINPUTも工夫もしながら、
頑張ってきたんです。
それなのに、それなのに、、、
散々、いろいろなことを試して実行しているんだから、
それなりに、優先順位づけもできるようになってきただろうと
思ってやってきたのに。
それなのに、わたし、気づいてしまったんです。
「わたしのつけてきた優先順位は、ニセモノだった!!」
って。
優先順位をつけるということ
実は、私が腰痛で2カ月動けない・長く座れない状態だったことがありました。
(※詳しくは最下部のバックナンバーで)
デスクワークの時間が限られてしまった私は、
上司と話して「最優先5ルール」を決めることにしたんです。
「最優先5ルール」というのは、この3つ。
――――――――――――――――――――――――
・絶対に「今週」最優先すべき大事な仕事を5つ決める
・それらに着手できたかどうか、毎日チェックする
・毎日3つ以上○がつくようにする
――――――――――――――――――――――――
「最優先5ルール」でわかったこと
最初は、全部「×」とか、
1つか2つしかできなかった・・・とか
いうことが続きました。
でも、毎日この5個を見返していくうちに、
徐々に3つ以上、に「○」がつくようになっていったのです。
そして、気づいたんです。
私がこれまで「優先順位」だと思っていたものは、
「ニセモノの優先順位」だった、ということに。
ホンモノとニセモノ
毎日この「最優先5」を見返していると、
2つの気持ちが生まれました。
1つは、
「私は絶対にこの5つの仕事を達成して、成果を出したい!」
という気持ち。
もう1つは、
「そのためにも、他の何をおいてでもこの5つをやるべきだ!」
という、強い覚悟のような気持ち。
その時に思いました。
これまで、毎日毎日「優先順位」をつけていたけど、
こんな気持ちになったことがあっただろうか・・・?
そして、これまでの自分に無性に腹が立ったんです。
私がこれまでつけていた優先順位は、
「ニセモノの優先順位」つまり、
「仕事を、効率よくこなすために、実施する順番」をつけていただけ。
それにずっと振り回され続けていたんです。
「ホンモノの優先順位」とは、
自分にとって「本当に重要なこと」は何かを、決め、
それを必ず手に入れるために、
他のことを振り切ってでもやり抜く「覚悟」と共に、
自分の時間をどう使うかを「勇気をもって」決めること。
そう気づいてしまったんです。
もちろん・・・
もちろん、他にもやるべきことはたくさんあるし、
やりたいこともたくさんあります。
腰も治ってきた今、やっぱりそれは変わらないし、
仕事量で言っても、きっとそんなに変わりません。
でも「自分にとって本当に重要なこと」=「最優先5」
を決めてみたことで、
どうしてもできそうにないことも、できる方法を考えられるようになりました。
何より、仕事が毎日進んでいる感じがするんです。
・なんだか忙しくて、忙しくてしょうがない
・毎日がんばっているけど、これでいいのかな…
とふと不安を感じる
・依頼されることなどが多くて、仕事が回っていない気がする
という方は、ぜひ、
「最優先5ルール」TRYしてみてください!
慣れてきたときに、これまでの自分との違いに、
きっと、すこーしだけ腹が立って(笑)
その後、仕事がさらにおもしろくて仕方なくなるはずです!
ちなみに・・・
大司奈緒の
「腰痛から学ぶ!」シリーズ(笑)のトレマガバックナンバーはこちらから!
1)
腰痛から学ぶ、今の仕事を「やらなくちゃ」から「やりたい」に変えるコツ
2)
失敗するのが怖いと思ったら、自分を支える杖を捨てろ!
以上、大司奈緒でした!