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問題:明日のミーティング。 多くの組織でイノベーションが起きにくい原因とは…

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2016/10/24


前回のトレマガに続き、今日はあなたに新しい問題を出したいと思います!

問題:明日のミーティング

それでは、第1問。

上司から

「明日、ミーティングするから参加して!」

と言われました。

あなたはどちらのタイプですか?

A:会議の目的や議題をあらかじめ確認したい。

B:まぁ参加すれば分かるでしょと、深く考えずに了解する。

(あなたはどちらでしょうか?頭の中で答えてみてください)


第2問。

ミーティングが始まったら、上司から、

「ミーティングの主旨が変わった。」

と言われました。

あなたの反応は?

A:はっ?前もって言ってくれよ。。。

B:へぇ、そうなんだ。

(どうでしょうか?)


最後、第3問。

そのミーティングの予定時間がオーバーしました。

…あなたの反応は?

A:時間通りに終わってくれよ。

次の予定があるんだけど。

B:あれ、時間オーバーしてた。

あっ!次の予定に間に合わん!

以上です。

あなたはAタイプ、Bタイプ、どちらのタイプだったでしょうか?

基本OSと仕事OS

この問題は前回の、「問題:映画を見に行かない?」に続いて、今週の朝礼で出された新しい問題でした。実は、前回のトレマガで数名の方から返信やコメントを頂きました。その中で多かったのが、「プライベートは◯タイプだけど、仕事は◯タイプです。」というものでした。今週の朝礼でも、同じような話があり、上記のような新しい問題が出題されたのです。

会長の石川が言うには、前回の問題で確かめたのは、あなたの基本OS。そして今回の問題で分かるのが、あなたの仕事OSだ、ということでした。

前回同様に、Aタイプの人は、予定は決定タイプ。この人は、目標に対する意識は強いけれど、手段が目的化してしまいやすいので注意が必要。

Bタイプの人は、予定は未定タイプ。プロセスに柔軟だけれども、手段の拡散化が起きてしまい、目的を見失いやすいので注意。です。

この問題が出された後に、どちらのタイプだったか、手を挙げたのですが、この時におもしろいことが起きました。基本OSはBタイプだった人が、仕事OSではAタイプという人が多かったのです。

つまり、プライベートでは、「予定は未定タイプ、スケジュールは柔軟に行こうぜ~」という人が、仕事では、「先々までしっかりスケジューリングしてます。(当然)」という人が多かったことです。

…まぁ当たり前というか、仕事だったら絶対そうすべき。でなかったとしたら、あまりにもできないビジネスマンすぎますよね。しかし…この問いの背景にある、ある大きな課題について、この後、大変興味深い話がありました。それは多くの組織で、イノベーションが起きにくい原因でもあったのです…

なぜ、組織でイノベーションは起きにくいのか?

ちなみに、私はBタイプでした。(ダ、ダメじゃん!)で、でも、もちろんOSはBタイプですが、正しい仕事の仕方を上司から教わっているので、ちゃんとミーティングに参加する目的を確認したり、次の予定時間を把握したりはもちろんしています。あくまでもOS的には、予定は未定タイプ。手段が拡散しやすいということなのですが…

多くのビジネスマンは、Aタイプであろうと、Bタイプであろうと、正しい仕事の仕方として、「ミーティングに参加する時は、自分が参加する意味を確認すべし。」「ミーティングの時間はしっかりコントロールすべし。」と教わっています。ですし、当然そうすべきなのですが、そうすることが正しい、そうしないと怒られる、ということによって、仕事OSがAタイプに変わる、というか変わりやすいのです。

つまり、基本OSは、Bタイプ。プロセスは柔軟に対応し、いくつもやり方があって、どの道を選んでもいい、と思っている人であっても、「これはこうすべき。とにかくこれをやりきるのが大事。」という「手段が目的化」してしまいやすいAタイプになってしまう可能性が高い。そしてプロセスへの柔軟さや広い視野が失われていってしまう可能性があるのだそうです。

AタイプもBタイプもそれぞれ、大きな仕事の目的を見失わなければいいのです。それぞれ一長一短の特性があります。ですが、こと、イノベーションを起こすということに関しては、プロセスに柔軟で、やり方なんてこの世に1万通りもあるんだから、いろいろやってみようよ、というBタイプの方が起こしやすい。

でも仕事のOSはAタイプの人が多く、これがイノベーションが起きにくくする原因ではないか、と会長は言ったのです。

セレンディピティを妨げる要因

この時、会長はセレンディピティという言葉を紹介してくれました。ご存知の方もいるかと思いますが、セレンディピティとは、

・偶然をきっかけにひらめいて、幸運をつかみ取る能力

・偶然から本質を導き出し、幸運や奇跡に繋げることができる能力

・偶然を必然にする能力

と言われています。このセレンディピティをものにするためには、

「強い目的意識を持つこと」

「変化を受け入れ、新しい価値観を受け入れること」

「自分の仕事以外の知識、経験、スキルも持つこと」

が必要だと話を聞きました。つまり、なぜなんのためにこれをやっているのか?という目的意識をしっかり持って、プロセスに柔軟に広い視野を持つ必要がある、と私は理解しました。また、会長はよく芸能ニュースを見ると言っていました。もちろん政治や経済のニュースも見るけれど、芸能ニュースもおもしろい。なぜなら経済などのニュースは見る人が限られるけれども、大衆が動かされるのは芸能ニュースだから、そこから置換力を発揮して、本質を見抜くと、視野が広がり、経済のニュースを見るより、気付くことが多いこともあるんだそうです。

このようなセレンディピティ、つまり偶然を必然にするためには、強い目的意識と広い視野、プロセスへの柔軟さが必要であるために、仕事OSのBタイプというちょっと大げさなたとえ話を引っ張ってきたということなのです。

最近、こんな話をたくさんインプットする機会をもらい、私はプロセスに柔軟であろう、広い視野を持とう、と思いました。と同時に、私は改めて私たちの事業目的を改めて意識し直すことができました。考えてみると、会社のミッション(目的)が自分の中にまだまだ浸透していないと気付きました。なので、私は毎日自分のミッションステートメントを見るのが日課になっていますが、自分のミッションだけでなく会社のミッションを見るということも日課にすることにしました。

そうすることで、会社にも社会にも少しでもプラスの影響を与えられる自分になれるんじゃないかと思います。

今日の話で、あなたの偶然をから幸運をつかみ取る力に少しでもプラスになれれば嬉しいです。

働くをおもしろくする。以上、天大(てんだい)でした。

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中村天大

中村天大

マーケティングDiv.サブマネージャー株式会社FCEトレーニング・カンパニー
株式会社FCEトレーニング・カンパニー、マーケティングDiv.サブマネージャー。トレマガ執筆者。茨城県牛久市出身。大学では半導体工学を専攻していたが、「自分はアインシュタインみたいな天才にはなれないし、自分が天才になるより、天才を見つけ、育てる方が価値あるんじゃないの!?」と思い、学部の9割以上の人が大学院に進学する中、、突如、教育業界に進路変更し、大学を卒業。社会人2年目でマネージャーへ昇進し、バリバリ働くが、働きすぎて身体を壊す。また、塾で子どもたちに「夢を描け!世界で活躍しろ!」と言っているが、「てゆーか、そもそも自分はどうなのよ?」、「まず、語れる自分にならなきゃなんじゃないの?」と思い、その後、FCEトレーニング・カンパニーへ転職。しかし、世の中は甘くなく、人材育成事業のコンサルティング営業職に就くが、元気と笑顔だけで生きてきたので、思ったようにお客様の成果に結びつけることができず…「お前、ここで死に物狂いになれなかったら、もう行くところないよ?」と、上司に言われ、マーケティングDiv.へ異動。おっちょこちょいで、超楽観的な性格から、「こんな感じでたぶんイケると思います(^^♪」という計画を、上司たちに木っ端微塵にされ、叱られながらも徐々に成長。。。言葉通り、死に物狂いで働き、勉強し、グループ内でジ・エンプロイー・オブ・ザ・イヤーを受賞。現在に至る。私にとっての働くをおもしろくするは、豊かな人生を送るために、おもしろく働く。おもしろく働くから成果が出る。成果が出るからプライベートも充実し、楽しい人生になる。
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