03-5908-1410月〜金曜 10:00〜17:30

  • リーダーシップ
  • 2016.11.08

あ~また社長の昔話が始まったよ…と言っている組織が弱い理由。

  • コミュニケーション
  • マネジメント
  • リーダー
  • 上司
  • 昔話
  • 朝礼シリーズ
  • 社長
  • 管理職
  • 育成
  • 部下

【目次】

先日、ある社長様がこんなことを言っていました。

「最近の若者は、自分の昔の話をしても、『あ~また社長の昔話が始まったよ…』と言って、なかなか話を聞いてくれないんだよね…だから言わないことにしているんだ。」

と。

私は、聞きました。

「え、それで社長はどうしてるんですか?」

すると、社長様は答えてくれました。

「だから飲み会とかをして、まずは若者の話を聞いて、話を聞いてくれる上司になって、それで信頼を得ようと思っているんだよね。」

なるほど。

それはそれで素晴らしいことだと思ったのですが、実は、この社長様はこれまでのキャリアで大変素晴らしいご経験をされてこられたのを私は知っていました。

業種業界の違う私が話を聞いても今の私自身の仕事のヒントになることがたくさんありました。

だからその社長様の話を、いつも近くにいるはずのその会社の方々が聞くことができないのはとても残念だな、と思ったのです。

なぜ、このようなことが起きてしまうのでしょうか…?

どのようにすれば、こうした社長様の素晴らしい過去の経験を聞き、社員が今の自分の仕事に置き換えて聞こうという状態を作ることができるのでしょうか?



昔話を置換する

先ほどの社長は、自分の過去の話が最近の若者にはできない…と言っていましたが、実は、私たちは2週間に一度、朝礼という場で、ガッツリと会長の昔話を聞いています。

しかも1時間半~2時間近くも。

でも、

「また会長の昔話が始まったよ…」

とは思いません。ブログだから、良いこと言ってんじゃないの~??と思われるかもしれませんが、そういうわけではありません。私も含め、社員全員が前のめりになって会長の昔話を聞いています。そして、何か一つでもいいから今の自分の仕事に活かせることはないか?という姿勢で聞いています。

大げさな話ではありません。

なぜ、このようなことが起きているのか?

先ほどの社長のような悩みがないのはなぜか?

 

私が言うには、それは、毎回の朝礼の冒頭で会長が話すある言葉がヒントになっているのではないか?と思いました。

その言葉とは、

愚者は経験に学び、賢者は歴史から学ぶ。

というものです。

賢者は歴史から学ぶ

愚者は経験に学び、賢者は歴史から学ぶ。

言葉の通り、高いパフォーマンスを出す人は、過去の偉人や、上司・先輩そして社外で成果を出している人に話を聞きに行き、その話から、学び、自分の仕事に置換して、行動を起こすことができる。

一方、なかなか高いパフォーマンスを出すことができない人は、自分の経験からしか学ぶことができない。

他人の過去の経験は、自分には関係ない。

自分とは違う、と考えて、置換することができない。

と、こんな話が毎回毎回の朝礼で冒頭にあります。なので、会長は、数10年前、数100年前の過去の偉人の伝記などを読んでも、「そうか…そうだな。」と思うことがたくさんあるんだから、私のたかだか10年ぐらい前の話なんて置換できることのオンパレードでしょ?

ぐらいの感じで、ガンガン昔話をしてくれます。(笑)

なので、私たちは学ぼうとせざるをえない状態(!?)にあるのです。

 

そして、置換力

そして、これも朝礼や研修の時に必ず言われることですが、ハイパフォーマーは置換力が高いということ。別の業界や業種の話、はたまた最近のテレビやネットでのニュースなどについても、いかにして自分の今の仕事に置換して考えられるか?それで、パフォーマンスが変わるということ。

どんな話でも、「今の自分の仕事に置き換えると…?」と考えるんだということが、昔話を前のめりに聞くための一つの要因にもなっていると思います。

置換する文化

このようなことを考えるきっかけがあり、私が考えたことがあります。それは、自分の仕事に置換して考えるクセや組織の文化は大切だ、ということ。そしてそれは一朝一夕ではできないということです。

過去を振り返ってみると、私は前職で、上司の昔話を聞いた時、

「…また昔話が始まったよ…そりゃあんたの過去の成功体験でしょ…?知らんがな。。。」

と思っていました。なぜ、そんな風に考えてしまっていたのか? 今振り返ってみると、私自身の置換力が圧倒的に低かったのです…そして当時は置換力、なんてことについて考えることすらありませんでした。

決して自社の自慢ではないですが、このように置換をして考えるクセを根付かせている文化があることに今、素直に、ありがたいと思っています。と、同時にこういった文化を作るのにはそれなりのパワーが必要なんだろうということを感じました。

組織の文化作りは簡単ではない…過去の歴史から学ぶ文化があるとパフォーマンスが上がる

愚者は経験に学び、賢者は歴史から学ぶ。

そして、置換力。

このような話をするだけで、簡単に組織の文化が変わる、なんてことはないと思います。

でも、それでも、社内社外からの情報を置換し自身のパフォーマンスを高めていくということは、組織にとって必要なことだと思います。

 

なので、今日のトレマガが、このような文化を作るためのヒントになってもらえれば幸いです。

今日もトレマガを読んでくださりありがとうございます。トレマガが、あなたとあなたの会社のヒントになり、働くをおもしろく、に少しでもプラスになってもらえれば幸いです。

以上、天大(てんだい)でした。



━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

▼「職育」仕事を通じて、人を育てる。職場を育てる。
“働く”をおもしろくする研修が、あります。
http://www.training-c.co.jp/

▼トレマガ執筆者紹介ページ▼
http://www.training-c.co.jp/mailmagazine/profile/

▼「トレマガの内容、活用してる!」「自分もこんなことあったよ!」という方、ぜひ、トレマガのご感想、ご意見お聞かせください!▼
toremaga@training-c.co.jp

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◆◇◆ 「働く」をモットおもしろく! トレマガ ◆◇◆

トレマガ編集・執筆責任者:中村 天大(なかむら てんだい)
株式会社FCEトレーニング・カンパニー
連絡先:ml-info@training-c.co.jp
【当社プライバシーポリシーについてはこちら】
http://www.training-c.co.jp/privacy/
───────────────────────────────────

◆新たにご購読をご希望の場合は、下記よりメールアドレスをご登録ください。

───────────────────────────────────
Copyright 2016 FCE Training Company. All rights reserved.
社内回覧、お知り合いへの転送は大歓迎です。全文、または一部の記事の無断転載はご遠慮ください。
※「7つの習慣(R)」はフランクリン・コヴィー・ジャパン社の登録商標です。
※「7つの習慣(R)InnovativeMind研修」プログラムはフランクリン・コヴィー・ジャパン株式会社(FCJ社)とのパートナーシップ契約に基づき、FCJ社の監修のもと、研修、および振り返りテキストを通してビジネスシーンでの実践を目的に開発しております。

この記事が参考になったら、「シェア」をお願いします!

  • LINE
  • はてブ

【動画でわかる!】 今求められるリーダー像とは10分で学ぶリーダーに求められる資質とは?

【動画でわかる!】 今求められるリーダー像とは10分で学ぶリーダーに求められる資質とは?

昨今、「リーダー」のあるべき姿は⼤きく変わってきました。トップダウン、No.1セールスがリーダーとして活躍出来る時代は終わり?変化の激しいこの時代に必要は「リーダー」としてのスキルを短い動画にまとめました。

この資料を見る

この記事を書いたコンサルタント

FCEトレーニング・カンパニー (編集部)

FCEトレーニング・カンパニー 編集部です。
人材開発/研修を検討中の方、組織力の向上を目指し情報収集をしている方向けに有益なコンテンツを発信していけるようサイト運営をしております。

メルマガ登録

8,000名の経営者が購読中!

累計30,000名のビジネスパーソンが購読する人材開発メルマガです!
年間450社以上の研修を行う中で導き出した、人材育成/開発に関するノウハウを無料で発信しています。

利用規約

個別でのご相談も受付中!

人材活用、育成に関する課題をお申し付けください。最適なアプローチをお答えします。

『個別相談』を申し込む

お電話でのご相談・お問い合わせ

03-5908-1410

受付時間 月〜金曜 10:00〜17:30