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あ~また社長の昔話が始まったよ…と言っている組織が弱い理由。

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先日、ある社長様がこんなことを言っていました。

「最近の若者は、自分の昔の話をしても、『あ~また社長の昔話が始まったよ…』と言って、なかなか話を聞いてくれないんだよね…だから言わないことにしているんだ。」

と。

私は、聞きました。

「え、それで社長はどうしてるんですか?」

すると、社長様は答えてくれました。

「だから飲み会とかをして、まずは若者の話を聞いて、話を聞いてくれる上司になって、それで信頼を得ようと思っているんだよね。」

なるほど。

それはそれで素晴らしいことだと思ったのですが、実は、この社長様はこれまでのキャリアで大変素晴らしいご経験をされてこられたのを私は知っていました。

業種業界の違う私が話を聞いても今の私自身の仕事のヒントになることがたくさんありました。

だからその社長様の話を、いつも近くにいるはずのその会社の方々が聞くことができないのはとても残念だな、と思ったのです。

なぜ、このようなことが起きてしまうのでしょうか…?

どのようにすれば、こうした社長様の素晴らしい過去の経験を聞き、社員が今の自分の仕事に置き換えて聞こうという状態を作ることができるのでしょうか?

昔話を置換する

先ほどの社長は、自分の過去の話が最近の若者にはできない…と言っていましたが、実は、私たちは2週間に一度、朝礼という場で、ガッツリと会長の昔話を聞いています。

しかも1時間半~2時間近くも。

でも、

「また会長の昔話が始まったよ…」

とは思いません。ブログだから、良いこと言ってんじゃないの~??と思われるかもしれませんが、そういうわけではありません。私も含め、社員全員が前のめりになって会長の昔話を聞いています。そして、何か一つでもいいから今の自分の仕事に活かせることはないか?という姿勢で聞いています。

大げさな話ではありません。

なぜ、このようなことが起きているのか?

先ほどの社長のような悩みがないのはなぜか?

 

私が言うには、それは、毎回の朝礼の冒頭で会長が話すある言葉がヒントになっているのではないか?と思いました。

その言葉とは、

愚者は経験に学び、賢者は歴史から学ぶ。

というものです。

賢者は歴史から学ぶ

愚者は経験に学び、賢者は歴史から学ぶ。

言葉の通り、高いパフォーマンスを出す人は、過去の偉人や、上司・先輩そして社外で成果を出している人に話を聞きに行き、その話から、学び、自分の仕事に置換して、行動を起こすことができる。

一方、なかなか高いパフォーマンスを出すことができない人は、自分の経験からしか学ぶことができない。

他人の過去の経験は、自分には関係ない。

自分とは違う、と考えて、置換することができない。

と、こんな話が毎回毎回の朝礼で冒頭にあります。なので、会長は、数10年前、数100年前の過去の偉人の伝記などを読んでも、「そうか…そうだな。」と思うことがたくさんあるんだから、私のたかだか10年ぐらい前の話なんて置換できることのオンパレードでしょ?

ぐらいの感じで、ガンガン昔話をしてくれます。(笑)

なので、私たちは学ぼうとせざるをえない状態(!?)にあるのです。

 

そして、置換力

そして、これも朝礼や研修の時に必ず言われることですが、ハイパフォーマーは置換力が高いということ。別の業界や業種の話、はたまた最近のテレビやネットでのニュースなどについても、いかにして自分の今の仕事に置換して考えられるか?それで、パフォーマンスが変わるということ。

どんな話でも、「今の自分の仕事に置き換えると…?」と考えるんだということが、昔話を前のめりに聞くための一つの要因にもなっていると思います。

置換する文化

このようなことを考えるきっかけがあり、私が考えたことがあります。それは、自分の仕事に置換して考えるクセや組織の文化は大切だ、ということ。そしてそれは一朝一夕ではできないということです。

過去を振り返ってみると、私は前職で、上司の昔話を聞いた時、

「…また昔話が始まったよ…そりゃあんたの過去の成功体験でしょ…?知らんがな。。。」

と思っていました。なぜ、そんな風に考えてしまっていたのか? 今振り返ってみると、私自身の置換力が圧倒的に低かったのです…そして当時は置換力、なんてことについて考えることすらありませんでした。

決して自社の自慢ではないですが、このように置換をして考えるクセを根付かせている文化があることに今、素直に、ありがたいと思っています。と、同時にこういった文化を作るのにはそれなりのパワーが必要なんだろうということを感じました。

組織の文化作りは簡単ではない…過去の歴史から学ぶ文化があるとパフォーマンスが上がる

愚者は経験に学び、賢者は歴史から学ぶ。

そして、置換力。

このような話をするだけで、簡単に組織の文化が変わる、なんてことはないと思います。

でも、それでも、社内社外からの情報を置換し自身のパフォーマンスを高めていくということは、組織にとって必要なことだと思います。

 

なので、今日のトレマガが、このような文化を作るためのヒントになってもらえれば幸いです。

今日もトレマガを読んでくださりありがとうございます。トレマガが、あなたとあなたの会社のヒントになり、働くをおもしろく、に少しでもプラスになってもらえれば幸いです。

以上、天大(てんだい)でした。

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中村天大

中村天大

マーケティングDiv.サブマネージャー株式会社FCEトレーニング・カンパニー
株式会社FCEトレーニング・カンパニー、マーケティングDiv.サブマネージャー。トレマガ執筆者。茨城県牛久市出身。大学では半導体工学を専攻していたが、「自分はアインシュタインみたいな天才にはなれないし、自分が天才になるより、天才を見つけ、育てる方が価値あるんじゃないの!?」と思い、学部の9割以上の人が大学院に進学する中、、突如、教育業界に進路変更し、大学を卒業。社会人2年目でマネージャーへ昇進し、バリバリ働くが、働きすぎて身体を壊す。また、塾で子どもたちに「夢を描け!世界で活躍しろ!」と言っているが、「てゆーか、そもそも自分はどうなのよ?」、「まず、語れる自分にならなきゃなんじゃないの?」と思い、その後、FCEトレーニング・カンパニーへ転職。しかし、世の中は甘くなく、人材育成事業のコンサルティング営業職に就くが、元気と笑顔だけで生きてきたので、思ったようにお客様の成果に結びつけることができず…「お前、ここで死に物狂いになれなかったら、もう行くところないよ?」と、上司に言われ、マーケティングDiv.へ異動。おっちょこちょいで、超楽観的な性格から、「こんな感じでたぶんイケると思います(^^♪」という計画を、上司たちに木っ端微塵にされ、叱られながらも徐々に成長。。。言葉通り、死に物狂いで働き、勉強し、グループ内でジ・エンプロイー・オブ・ザ・イヤーを受賞。現在に至る。私にとっての働くをおもしろくするは、豊かな人生を送るために、おもしろく働く。おもしろく働くから成果が出る。成果が出るからプライベートも充実し、楽しい人生になる。
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