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仕事力上げる

社長が怒った理由

feeling-sad


「なるべく…? なるべくじゃないよ! これは絶対だから!」

今週月曜日の、ある会議でのことでした。普段、穏やかな、社長の安河内が、私たちに対して語気を荒げて、こう言いました。

その結果、、、

一同:「は、はぃ…」

という状態になり、一瞬だけ、会議の空気が止まったように感じられたのですが。。。その後、会議はいつも通り進行しました。

そして、ちょうど会議が終わる時に、先ほど、社長が突然語気を荒げた理由と、普段から意識すべき、ということについての話を聞き、私は、

「あぁ、なるほど」

「へぇ、なるほど」

「すごい!!」

と、思ったのです。それは、「相手のためにデザインせよ」ということでした。今日は、この「相手のためにデザインする」ということに関する学びをシェアします。

 

TCIM

今回の事件(?)は、私たちが毎週月曜の18時から、トレーニング・カンパニー全員で行っている会議で起きました。その会議の名は、「TCIM」Googleで行っている「TGIF(Thanks God It’s Friday)」という会議を真似て、行っている会議です。(TCIMは、Thanks Clients Its Mondayです。)

細かい話はさておき、この会議では、社内の各チームの状況や会社全体の状況を、普段の会議より少しリラックスしながらやるために、机なしの椅子だけで、たまにお菓子を食べたり、(たまにお酒を飲みながら?)行っています。

そして今回は、少し時間を使って、弊社の大司が、プチデザイン勉強会というものを実施したのです。(大司は元気です)その時に、大司がぽろっと言ってしまった一言、、、これが社長の勘所に触れてしまった、ということなのです。。。

 

統一せよ

大司は、トレーニング・カンパニーで使っている、チラシやパンフレットなど、そのほとんどを作っているので、提案書やプレゼン資料を作る機会のある、営業、講師、企画部にもそのノウハウを共有しようとプチ勉強会を自ら企画してくれたのです。詳細は割愛しますが、本当に、とっても勉強になり、その時だけでなく、勉強会後、実際に資料を作る時の、デザイン性や生産性を大いに上げてくれました。

なのですが、、、この勉強会の時に、大司はこんなことをぽろっと、言ってしまったのです。

「デザインで大切なのは、目立たせようと思って、多くの種類のフォントを使い過ぎないこと。ちなみに私たちは、会社指定のフォントがあるので、お客様に見せる提案書やプレゼン資料では、なるべくこのフォントを使用するようにしてくださいね(^^♪」

と、、、

すると次の瞬間、社長から、

「なるべく…? なるべくじゃないよ。会社指定のフォントを使うのは絶対だから!」

と、いう指導をもらってしまったのです。。。

 

たかがフォント、されどフォント

実は、私たちは昨年から、会社として指定のフォントをチームメンバー全員が統一で使っています。もとい、使っているはずだったのですが、、、チームメンバーの中には、そのフォントではない、自分の好きなフォントを使っている人もパラパラといた、という現状で、このような指導をもらってしまった、というわけです。

この時一瞬だけ、会議の空気がピタッと止まってしまったのですが、それは本当にその一瞬だけで、すぐに元通りの和気あいあいとした雰囲気になり、無事?プチ勉強会は終了となりました。

その後、会議が終了するまさにその時、社長が今日の会議の総括でこんなことを言ったのです。

それは、 「デザインは相手のために。」ということでした。

 

デザインは相手のために

実は、今回このプチデザイン勉強会の企画には、社長も携わっていたらしいのです。そして、その背景には、「デザインは相手のために。」これを、伝えたいということがあったようなのです。

社長はこの時、こんなことも教えてくれました。

「たかがフォント、されどフォント。デザインというのは、ただ見た目を良くする、という話ではない。大切なのは、シンプルに相手に伝える、ということなんだ。」

「ふむ。」

デザインということについて、あまり深く考えたことがない私にとっては、春の風に当たったような爽やかな驚きを覚えました。

「そうか。デザインというのは、それを見ている相手の人にシンプルにメッセージを受け取ってもらうためのものなんだ。」

私はそう理解しました。これもまた、社長が教えてくれたことなのですが、デザインの語源には「削る」ということが含まれているようなのです。

削る。

そう、それは相手のために。

つまり、それを見ている相手がメッセージを受け取りやすいように、シンプルにする。そのために、削るべきところは削る。結果、相手にすーっとメッセージが伝わる。これが、デザインなんだ、ということです。だから、ごちゃごちゃした提案資料、プレゼン資料は論外。相手のことを考えてない。シンプルに伝えるためには、統一感も必要。だから、フォントも統一したい。ということだったんです。

さらに驚いたのは、社長は、相手に伝わりやすいように、提案書などで選ぶ言葉は、できるだけその人に伝わりやすいように、その会社のホームページや
ブログなどで使われている言葉をわざわざ調べ、そしてその言葉をチョイスし、提案書で書き換えているというのです!!

いやはや、これには驚きました。忙しい社長がここまでしていたのか、と。しかし、、頭では理解できても、実際にシンプルにするだとか、削るとかどうやってやるんだろう??

そう思って、質問をしたところ、社長が教えてくれたのは、「知的創造と物的創造を分けよ」ということでした。

 

知的創造と物的創造を分ける

シンプルにデザインする、これを実現するためには、知的創造と物的創造を分けるということが必要だということでした。

知的創造と物的創造を分ける。

つまり、実際に資料を作る(物的創造)と、どんな資料にするかを考える(知的創造)を分けるということです。そのためには、資料はいきなり作らず、なるべくラフを手書きで、ノートなどに書くと、知的創造と物的創造を分けやすいということでした。

「なるほど。」

週明け早々からいきなり大きな気づきを得てしまった私は早速、知的創造と物的創造を分けて、私はこのトレマガを書くことにしました。まずは、このトレマガで何を伝えたいのか? どんなストーリーでその伝えたいことを伝えるのかを、ラフでノートに書き、それからトレマガを書き始めました。その結果、いつもより数段スムーズにトレマガを書くことができました。

知的創造があるので、迷いなく物的創造ができ、短時間で作業ができたので、生産性が上がったこと。そして、何より出来上がった時の得も言われぬ爽快感がありました。そして、もちろんこれは、トレマガの作成だけでなく、資料作成、企画・プレゼン設計、お客様との商談設計、などあらゆることに応用できることに気付きました。

私は、「と、とんでもないことを学んでしまった…」と、密かに興奮しました。。

 

まとめ

今回伝えたかったのは、私がすぐに実行して効果があった、知的創造と物的創造を分ける、ということです。これにより、相手にシンプルに伝えたいことが伝わる、ということ。こういった過程を踏むことで、「相手のためのデザイン」が出来上がります。さらに作業の時間が短縮され、生産性も上がり、まさに一石二鳥。それどころか、一石三鳥ぐらいの効果がありますね。

まだまだ修行中ではありますが、これから、今日の気付きをどんどん実行に移していきます!!

今回のトレマガは以上です。

今日の内容が、あなたとあなたの会社の働くをおもしろくするヒントになれば幸いです。

以上、天大(てんだい)でした。

 

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トレマガ編集・執筆責任者:中村 天大(なかむら てんだい)
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中村天大

中村天大

マーケティングDiv.サブマネージャー株式会社FCEトレーニング・カンパニー
株式会社FCEトレーニング・カンパニー、マーケティングDiv.サブマネージャー。トレマガ執筆者。茨城県牛久市出身。大学では半導体工学を専攻していたが、「自分はアインシュタインみたいな天才にはなれないし、自分が天才になるより、天才を見つけ、育てる方が価値あるんじゃないの!?」と思い、学部の9割以上の人が大学院に進学する中、、突如、教育業界に進路変更し、大学を卒業。社会人2年目でマネージャーへ昇進し、バリバリ働くが、働きすぎて身体を壊す。また、塾で子どもたちに「夢を描け!世界で活躍しろ!」と言っているが、「てゆーか、そもそも自分はどうなのよ?」、「まず、語れる自分にならなきゃなんじゃないの?」と思い、その後、FCEトレーニング・カンパニーへ転職。しかし、世の中は甘くなく、人材育成事業のコンサルティング営業職に就くが、元気と笑顔だけで生きてきたので、思ったようにお客様の成果に結びつけることができず…「お前、ここで死に物狂いになれなかったら、もう行くところないよ?」と、上司に言われ、マーケティングDiv.へ異動。おっちょこちょいで、超楽観的な性格から、「こんな感じでたぶんイケると思います(^^♪」という計画を、上司たちに木っ端微塵にされ、叱られながらも徐々に成長。。。言葉通り、死に物狂いで働き、勉強し、グループ内でジ・エンプロイー・オブ・ザ・イヤーを受賞。現在に至る。私にとっての働くをおもしろくするは、豊かな人生を送るために、おもしろく働く。おもしろく働くから成果が出る。成果が出るからプライベートも充実し、楽しい人生になる。
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