「置換力を上げるには、一体どうしたらいいんだ…」
最近、自分の力不足をとても感じています。。。
前回のトレマガでも、社長と自分の力の差が分かり過ぎてへこんだということを書きました。自分の力不足を認識することができて、先日の朝礼でも置換力を発揮しようと思ってはりきって朝礼に参加したのですが、、、幹部たちには申し訳ないほどに気付きが少なかったのです。
「こんな自分、最悪や、、、」
そう思ったのですが、先日上司に置換力の高め方を教えてもらい、そもそも◯◯がなかったから自分は置換力が低かったのか!という衝撃が走りました!
今日のトレマガは、、すごいはずです!もとい、すごいです!上司に教えてもらった、置換力の上げ方をシェアいたします。
悩みを打ち明ける
冒頭お伝えした通り、最近の私は、自身の置換力の無さに悩み、どんなに意識しても、なかなか置換をできずにいた私は、7つの習慣講師であり、私の上司の一人でもある石井に悩みを打ち明けました。。すると、石井は置換力についていろいろと教えてくれました。
石井が言うには、
「置換するとはシナジーを起こす」ということなんだそうです。朝礼や研修、本などでインプットした事実・データと、そこから想像される仮説、そして今の自分の仕事内容や、自分のお客様、直面している課題や悩みとの組み合わせにより新しい発想を生み出す力。これこそが置換力なんだそうです。つまりシナジーを創り出す、ということなんだそうです。
「なるほど、、、むむむ、、、」
すごいアドバイスをもらえたのですが、正直、、レベルが高くて私はひるんでしまいました。。
しかし、最後に石井がサラッと言った一言が私に衝撃を与えることになったのです。
その一言とは、こんな言葉でした。
「まぁ、悩みが多いと、自然と置換力は発揮されるよね」
悩みこそが、置換力を発揮させる
私はしばらくこの言葉を何度も何度も頭の中で反芻しました。
、、、悩みが多いと置換力が上がる。
、、、悩みが多いと置換力が上がる?
、、、悩みが多いと置換力が上がる!
ここで気付いたことで、私はその後の置換力を上げるヒントを得ることができました。
私、、、正直、今、この文章を書きながらとても興奮しています。興奮していますが、一旦落ち着いて整理してお伝えすると、私は、そもそも置換力を上げようとしていたこと自体が間違っていたのです。どういうことかというと、当たり前のことなのですが、置換力を発揮するのは、課題解決をするためです。
今、自分が直面している課題や悩み、達成したい目標があって、それをクリアするため、そのヒントを得るために、読書や研修などの情報のインプットがあります。この時、一見自分が置かれている環境とは異なる事象から、その本質を見抜いて、「これは自分の業界や自分の仕事だったら…」と置き換えてヒントを得る力が置換力なんです。
つまり置換力を発揮する目的は、課題解決のためであり、課題解決のために必要な力の一つが置換力だということに今更ながら気付いたのです。
置換力が高い人はできるビジネスマンであり、できるビジネスマンは、置換力が高い。
だから私は、この置換力を高めたいと思いました。
でも、そもそも、私は課題意識が低かったから、置換力が低かったんです。
課題意識が置換力を上げる
そういう視点で、周りを見渡してみると、置換力が高い人というのは、目標達成意欲が高く、その目標を達成させるために普段から課題意識や悩みが多い人ばかりだったのです。置換力に役職は関係ないですが、普段からそういう姿勢でいるので、置換力が高い人たちは自然と会社の中でも役職は上がっていきます。
私が足りないのはここだったと気付きました。
「できるビジネスマンになるために置換力を上げよう、というのはずれていたんだなー、、」
とまたへこんでしまいましたが、とても大きな気づきでした。そして、自分のビジネスに対する姿勢の甘さを認識し、目標達成意識と、課題意識をグッと上げることにしました。
すると、「どんな些細なことからでもいいからヒントはないか?」というアンテナが立ちました。まず、これが置換力を高めるために大事なことだということが分かりました。
普段の仕事の姿勢を見直すことで置換力をぐんと上げて、今の仕事の目標を達成させます!
まとめ
置換力を発揮する目的は、課題解決のためであり、課題解決のために必要な力の一つが置換力。今、自分が直面している課題や悩み、達成したい目標があって、それをクリアするため、そのヒントを得るために、読書や研修などの情報のインプットがあるのです。
今回の私の気付き、体験があなたとあなたのチームの働くをおもしろくするヒントになれば幸いです。
以上、天大(てんだい)でした。
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