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  • 「働くをもっとおもしろくするため」の気づき
  • 2014.10.07

できない連鎖を断つ方法

【目次】

もういよいよ10月。
年末や来年に向けて、動き出すことも増える時期かもしれません。

わたしも、年末にむけて再度やるべきことをまとめ、
上司と予定の確認などをし始めました。

その中で1つ、上司からこんなことを言われました。
「残りの3か月は、とにかくもっと、つきまとっていこう」

この“つきまとう”という言葉。
以前上司から紹介された、ある本にあった一節なのですが、
この大事さを改めて感じる出来事がありました。



 

道をひらく

8月頃でしたでしょうか。

社内の全体会議の時に、上司からある本を紹介されました。
それが、松下幸之助の「道をひらく」(PHP研究所)。
http://www.php.co.jp/books/detail.php?isbn=978-4-569-53407-7

その中のこんな文章を上司が読み上げました。

――――――――――――――――――――

「つきまとう」

自分のつくった製品、自分の売った商品、
自分の売った商品、自分のやった仕事。

つくりっ放し、売りっ放し、やりっ放しでは心が残る。
世間にもまた仕事にも相すまない。

(中略)

仕事に真実熱心ならば、
その製品、その商品、その仕事のゆくえをしっかり見定めたい。

見定めるだけでなく、どこまでも、いつまでも、
それについてまわりたい。

(中略)

どこまででもうるさいほどにつきまといたい。

――――――――――――――――――――

この言葉を聞いたときには、

「自分のした仕事の結果にちゃんとこだわらないとな」と
漠然と思いました。

自分達が行った活動の結果や、
つくったものに対する、お客様の声を聴くことなど、
自分としても意識して活動をしていこう、
と思ったことを覚えています。

つきまとうのは、怖い

とはいえ、正直なことを言うと、
「つきまとう」のって結構勇気がいるな、とも感じていました。

例えばこのトレマガや、自分で考えた営業ツールについても、

「読んだ人がどう感じてくれているのか」
「手に取った人が、どのような印象を受けるのか」

そういうことを、知りたい気持ちも心底ありながらも、

一方では「ものすごいダメ出しをされたらどうしよう」とか、
「自分が思ったような効果が出ていなかったらどうしよう」
と思うと、

情けない話ですが、ついつい「作ったこと、やったことの満足」で
終わりにしてしまいたい仕事って、実はけっこうあったんです。

つきまとう勇気

そんな中、こんなことがありました。

わたしの会社には、商品サービス(研修プログラムやサービス企画)を
つくるプロがたくさんいます。

ある時、そのようなプロの1人で、別部署の上司であるIさんに、
わたしは自分が作っていた、研修に関する営業ツールについて相談しにいきました。

Iさんからいくつかのアドバイスをもらい、
そのアドバイスを元に、修正し、チーム内で確認をとりながら
進めていたのですが、

数週間後、たまたま社内ですれ違ったIさんから、
こんな声をかけられたのです。

「大司さん、この前のツール、お客様のところで使ってみてどうだった?」

「これからも修正するところとかありそうだったかな?」

わたしはそのように声をかけられて、正直びっくりしました。

Iさんは普段、わたしの力では到底及ばないような、
数十時間にも及ぶ複雑な研修プログラムを作成されるような方です。

Iさんからすれば、わたしが相談した事なんて、
正直とても些細なことだったんじゃないか、とわたしは思っていました。

それなのにも関わらず、Iさんは、
「そのツールが完成したどうか」ではなく、
「お客様がそれを使ってみて、どうだったか」ということを
ものすごく気にしてくれていたのです。

ありがたい

Iさんは、講師としても上司としても、
社内外問わずとても信頼が高く、多くの人が頼っているような方です。

「Iさん、さすがだなあ…。そこまで考えてくれるなんて、本当にありがたいなあ」

そう思っていた時に、ふと以前に上司が読み上げてくれた、
松下幸之助の「つきまとう」という文章の最後の一節が脳裏をよぎりました。

――――――――――――――――――――

使い具合はどうですか、
調子はどうでしょう、
ご不便はございませんか、
故障はありませんか。

ときに閉口されるほどであっても、
仕事の成果を案ずるその真剣さ、
誠意は嬉しい。ありがたい。

こんな心がけで、おたがいにつくりたい。売りたい。

そして懸命に仕事をしたい。

――――――――――――――――――――

わたしの中で、バチっと何かが噛み合った音がしました。

「つきまとってもらえる」ことは、
実はとても「ありがたい」ことなのではないか、と気づいたのです!

つきまとう勇気

自分がやった仕事の結果を、どこまでもお客様や相手に確認する。

自分がどうしても出したい成果があれば、上司にしつこくてもくらいついて、
フィードバックをもらったり、アドバイスをもらいにいく。

時には「もういいよ、別に大丈夫だから」と、
煙たがれることもあるかもしれません。

それでも、その仕事の成果や、自分が描く姿を手に入れるために、
真剣に「結果につきまとう」こと。

実はそれって、相手にとってもものすごく「ありがたい」ことなのではないで
しょうか。

もちろん、相手の状況を考えた配慮などは必要だと思います。

でも、
「自分がおこなったことが、本当に相手の役に立ったのか」
あるいは、
「自分がしている仕事を、より高い成果につなげるにはどうすればいいか」
ということにこだわり、相手に“つきまとう”ことは、

それだけその仕事に「真剣」であり、「相手のことを思った結果」となのでは
ないかと思ったのです。

こどものように、つきまとう

実は、松下幸之助の「つきまとう」という文章は、
このような言葉ではじまっています。

――――――――――――――――――――

こどもが親につきまとう。
うるさいほどにつきまとう。

ときに閉口するほどのことがあっても、それでも、
つきまとわれればやっぱりかわいい。

うれしい。

――――――――――――――――――――

こどものように、自分の仕事につきまとうこと。

こどもが、自分の親を信頼し、大好きでたまらないように、
どこまでも自らつきまといつづけるからこそ、
自分の仕事により愛着をもち、
つきまとわれた側(お客様や、上司)も、
愛着を持ってくれるのかもしれませんよね。

自分の仕事に「つきまとう」。

実践されている方も多いかもしれませんが、
ぜひ一度、みなさまもご自身の仕事や成果に、
より一歩、つきまとってみること、おすすめします!
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