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あなたは「計画を変えられるタイプ?」 それとも「変えられないタイプ?」

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「自分が立てたこのプランが可愛くて、可愛くて、、、仕方ないんです!」

この言葉、なんだと思いますか?

…実はこれ、私が講師を務めるPDCAトレーニングに参加者した方の言葉です。

彼の言う「プラン」とは、PDCAサイクルの「P」。つまり、PLANのステップで立てる「目的・目標達成の為の行動計画」のこと。

なんのための「行動計画」?

彼は、自分のチームの四半期目標の達成を追いかけていました。

そのためには「どうやったら達成できるか?」と必死で考え、チームの目標達成計画を立てたのです。
緻密に立てられた計画は、これまでの成績を分析し、過去、一番確率が高かった営業手法を中心にしたもの。

また、今の市況、顧客の動向も細やかに予測した内容で、具体的にどんなことをするのか、まで行動設定されている、細やかな計画です。

後は、この計画を実行に移すだけ、だったはずなんですが、、、。

実は、スタートして3週間ほど経ったころ、目標に向かい、予定通りに進んでいないことが判明したのです。

過去、一番効果があった手法は、うまくいかず、市場予測した内容は外れていました。

さらに、行動を推進してくれるはずのチームメンバーの一人が体調を崩し、5日程休んだことも大きな痛手だったと判明。

このように想定外の事態が続いたので、誰もがこう思っていました。

「もう、この行動計画では、目標達成は難しい、計画を変更しなければ!」

たった1人、計画を作った彼を除いて…

計画が可愛くて、可愛くて…!!

そう、計画を作った彼だけは、この「最初に立てた計画」を捨てられなかったのです。

「自分が立てたこのプランが可愛くて、可愛くて、、、仕方ないんです!」

ここで出たのが、冒頭の言葉です。一生懸命考え、知恵をしぼった計画だからこそ、大きく変更したり、捨てることが、なかなかできない。

たしかに、この気持ち、、、すごく分かります。

ただ、うまくいっていないにも関わらず、一生懸命作ったプランだからと改善の一手が遅れたり、大きな改善を行えないままで進んでしまう。

実はこれ、意外にPDCAサイクルを回す際の障害となります。目標達成するうえで、計画はとても重要なものです。

計画は、あくまでも「仮説」

効果的な計画になるよう、必要な情報を集め、分析し、しっかり考え、設計する必要があります。

ただ、それは、あくまで「仮説」です。目標を達成するには、「この方法が一番いいのではないか?」と考えた仮説。

精度の高い仮説になるよう、全力で設計した内容でも、仮説は仮説。いざ、仮説が外れ、失敗したら、その計画を捨てる勇気が必要です。

計画通りに行くことでも、精度高い計画を作ることでもなく「実現したいことを実現すること」にこだわる。

行動計画も、実現したいことを実現するための手段のひとつでしかありませんからね。成果を出し続ける為に、大切なポイントの一つです。

ぜひ、参考にしてみてくださいね。

荻野 純子でした。

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荻野純子

荻野純子

株式会社FCEトレーニング・カンパニー 代表取締役社長  『xDrive 質問でPDCAは加速する』 著者 大手人材ビジネス会社での営業経験、キャリアコンサルタント経験を経て、一部上場企業の社内人財育成を担当。2010年、FCEトレーニング・カンパニーの事業立ち上げに携わり、研修事業のメイントレーナーとして、年間277研修、トレーニング を担当。2016年取締役、2018年代表取締役社長就任。

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