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評価制度の作り方

「私たちらしさ」を体現するために

ビジネス・ライフスタイル・ミーティング


実は、先日評価制度についてのセミナーを弊社で開催したところ、ご参加された方からは、このようなお声が聞こえてきました。

「新しく評価制度の導入を検討しているが、どんなことから始めたらいいか知りたい」

「評価制度はすでにあるが、評価者によって評価がバラバラ」

「評価制度を昇給昇格につなげたいが、どうしたらいいか分からない。」

…ん~実にリアルなお悩みですね。

どれも「評価制度」「構築」「見直し」「運用」をしていく際によくある悩み・課題です。実際に、私がご相談を受けたり、支援をさせていただいた企業様でも多くお聞きしています。

あらためて、この記事を通して、私たちが考える「評価制度」の考え方やノウハウが少しでも役立て出来ればと思いました。

【前回の復習】「バリュー」とは、私たちらしさ

さて、以前の記事で、評価制度で組織の目指す姿を体現するために「バリュー」をつくる必要があるとお伝えしました。

「バリュー」とは組織における「共通の価値観」「私たちらしさ」になるんですね。

(…覚えていらっしゃいますでしょうか?)

その組織で「大切にしたいあり方」や「共通の価値観」をバリューという形で文字化することが大事というお話でした。

しかし「バリューを文字化」しただけだと、正直、現場で実践するのは難しい…ということもお伝えしました。

では「バリューを現場で実践するにはどうすればいいのか?」その答えのひとつとして、私たちは「アクション&スタンス」をつくっているとお話しました。

「アクション&スタンス」

「アクション&スタンス」とは、、、一体なんでしょう、、?……気になりますね!今日は「アクション&スタンス」について詳しくお話ししていきますね。

アクション&スタンスは、バリューのガイドライン

アクション&スタンスとは、一言で言うと、現場でバリューを実践するガイドラインです。では詳しく説明します。

「アクション&スタンス」とは「どのような行動や考え方、姿勢が私たちらしいのかと」いうのを明示すること、なんですね。

どのような「行動」

どのような「考え方」

どのような「姿勢」

これらを明示すると「私たちらしさ」を現場で実践する側の迷いが少なくなります。たとえば、私たちの会社では「理解してから、理解される」というバリューを大切にしていると前回ご紹介しました。

「理解してから、理解される」

<定義>
・「顧客第一主義」の実践こそが、社会の中で私達が存続することを保証しくれるものと捉え

<解説文>
私たちは常に顧客第一主義の姿勢をもって仕事に臨まなければならない。

顧客第一主義とは、お客様が「望むべき状態」に対し、私たちに「どうして欲しいのか」を把握し、その実現に努力し続けることであり、言われるがままに対応することではないということである。

~省略~

弊社の「理解してから、理解される」のバリューはこういった内容です。

皆さんは、このバリューを読んでみて…「どんなことを実践するか」そして「どんな行動をするか」具体的に思い描けましたでしょうか?

きっと、ほとんどの方が「正直、具体的に考えられなかった…」と思ったはず。さらに、自分の仕事で活かすにはどうすればいいのか?と分からなかったかもしれません。

だからこそ、やっぱり「ガイドライン」が必要ですよね。その「ガイドライン」=「アクション&スタンス」なんです。

私たちの「理解してから、理解される」のアクション&スタンスには、こう書かれています。

【実例】アクション&スタンス

「自分の意見を勇気と思いやりをもって伝える」

・相手に受け入れてもらいやすい工夫は、相手によって違うということを認識し、相手の立場・価値観を理解したうえで伝え方を工夫する。

(FCE group Valuebook p.3 より抜粋)

いかがでしょうか?

このように定義することによって、バリューを現場で実践するためにはどうしたらいいか考えやすくなりませんか?

他にも、こんなアクション&スタンスが明示されています。

「まず相手のことを理解することにつとめる」

・感情移入のコミュニケーション(7つの習慣より)を実践する。
(FCE group Valuebook p.3 より抜粋)

だいぶ、具体的に実践したり、行動しやすくなったのではないでしょうか?

もちろん「これさえやっていればいい」…ということではないのですが。

「具体的な行動」「考え方」が明示されることによって、この「理解してから、理解される」というバリューの実践をイメージしやすくなります。

また、このように明示することで実は、評価者側も「評価」自体をしやすくなるというメリットもあるんですね。

そして、冒頭のお悩み、

「新しく評価制度の導入を検討しているが、どんなことから始めたらいいか知りたい」

「評価制度はすでにあるが、評価者によって評価がバラバラ」

「評価制度を昇給昇格につなげたいが、どうしたらいいか分からない。」

こういったことの解決の糸口にもなるはずです。あなたの会社だったら、どんなアクション&スタンスがいいでしょうか?

「バリュー」を見て、具体的に行動できるか?

もしかすると、バリューという言葉ではなくとも「クレド」「行動指針」などの言葉で表現されているものがあるかもしれません。

「バリュー」や「クレド」「行動指針」を見て、現場の人たちが「具体的に行動できていますか?」「考える事はできていますか?」

もし、現場の人たちが「いまいちよく分かってないかもしれないな?」と思うのであれば、アクション&スタンスとして明示してみてはいかがでしょうか?

余談ですが…私たちのバリュー「理解してから、理解される」そして、アクション&スタンスの「自分の意見を勇気と思いやりをもって伝える」。これらの言葉から分かる通り「7つの習慣(R)」の考え方が多いに反映されています。

こうやって評価制度やバリューに反映させることが「あなたの会社が大切にしたいこと」を組織に浸透させる手段の1つでもありますよ。

(私たちは「7つの習慣(R)」をとても大切にしているので、バリューに盛り込んでいます。)

いかがでしょうか?「バリュー」について詳しくお伝えしてきました。

次回は「バリュー」「パフォーマンス」「スキル」の「パフォーマンス」について、お話していきますね。

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吉村優士

吉村優士

株式会社FCEトレーニング・カンパニー chief consultant 

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