皆さん、こんにちは!
在宅ワークなどで人生最高体重を記録してしまい、健康面に若干の焦りを感じているFCEトレーニング・カンパニーの平井純です。
先日、管理栄養士の方向けの研修運営を行っていた時の話。
講師の方は、大学で教鞭をとっており、管理栄養士の資格もお持ちの方です。講義中に配布資料を整理していたときのこと、ふと気になるワードが私の耳に入ってきました。
「多くの人たちがほぼ確実に痩せる方法は大きくわけて2つなんです」
たった2つ?
そう思った自分は思わず手を止めて、講師の話に耳を傾けてしまいました。
その「2つ」ってなんだと思いますか?
たった2つの真実
続けて、先生が話し始めました。それは、この2つだそうです。
- 摂取エネルギー(カロリー)よりも、消費エネルギーの方を高くすること
- 消費エネルギーよりも、摂取カロリーを抑えること
なるほど…
って、当たり前じゃないですか!?
再び資料整理に手を動かしながら、思わず心の中でツッコんでしまいました。
ただ、その後に講師の方が発した言葉に、この2つの真実の
「本当の意味」を思い知らされるのです。
「当たり前…って思うでしょ!?でも、痩せたいとか健康管理をしたいとか思っている人で、自分の摂取エネルギーや消費エネルギーを計算している人って、、、どれくらいいると思います?」
当たり前のことほど軽んじられる?
確かに…。
頭で理解するのは簡単だけど、実際にやっていることって、あまりないのかもしれない。
仕事においても
「このやり方をすればうまくいく可能性があがる」とわかっていても、自分のやり方を押し通したり、手間だからやらなかったり。
やった方がいいと
「わかっているのにもかかわらず」です。
私は今の仕事に就いてから、上司に言われたことがなかなか実行に移せず、全く成果が出ないどころか、ミスばかりしている時期がありました。
やった方がいいことはわかっているつもりです。
でも
「慣れていない」とか
「それをやるには時間がかかる」とか、そんな言い訳ばかりで、実行に移せず、成果につなげられていませんでした。
もしかしたら、他にも理由があったのかもしれません。
「そんな当たり前のこと、わかっているよ」
みたいに思ってしまって軽んじてしまっていた、とか。
今思うと恥ずかしい限りですが、そういう気持ちが心のどこかにあった可能性があります。でもおわかりのとおり、そんな
「当たり前のこと」こそ、成果に直結することが非常に高いのです。
私たちが大切にしている『7つの習慣』の書籍の中でも、
「原則」という言葉で紹介されているもの。
「こうすれば、こうなる」というもの
「時代に左右されず不変にして普遍の絶対的な法則」などと
説明されています。
とても簡単に言えば、前述の
「当たり前のこと」とも言い換えられる内容。
でもそれと同時に「当たり前のこと」は「当たり前」であるがゆえに、軽視されたり、実行されにくいもの…なんですよね。
逆に、原則に反するような行動を取れば、自ずと結果は遠のいていく、これも自明の理なのだと思っています。
その日から摂取エネルギーをまずは見て気にするようになり、スマホで消費エネルギーを計算できるアプリをダウンロードして、最初の一歩を踏み出した、というわけです。
仕事においてもプライベートにおいても、
「当たり前のこと」と軽視していたこと、当たり前すぎて実行していないことを再度見直すチャンスだと捉えて、自分の行動を見直すようにし始めています。
平井でした。
PS
やはり数字を記録することは大事で、健康面にも少しずつ変化が見えるようになりました。
それがさらに行動のモチベーションを高めるといういい循環を生み出しています!