マネジメント
なぜ、できる人は緊張しないのか?「緊張=自意識過剰…
新年、あけましておめでとうございます!
年末年始はいつになく引きこもりましたが、必然的に飲み代に散財しなかったのが何気に大きく…
新しい靴とカバン買おうかな(結局)と思っている大野です。
【目次】
先日、社内会議で出た話です。
ある会議の前、弊社取締役の豊川から、
「活動分析をしたいから、営業活動の数字準備しておいてくれる?」
と依頼がありました。
弊社では、
・今自分たちの活動状況がどうなのか?
・商談に結ぶアポイントが
どれくらい取れているのか?
・数字を取って、異変はないか?
・訪問からの契約率がどれくらいなのか?
・そこに至るまでの推移は?
・順調に進んでいるのか?そうでないのか?
を、日々見ています。
システムや管理表の仕組みもありはするので(取りづらい分析はアナログも)おそらく、「それをほぼそのまま出すだけじゃん」という依頼だったのですが…。
「日々」と書いておきながら、ぶっちゃけますと、ちょっと履歴を入れ忘れたり(あかんやつです)少し新しい視点を入れる
必要があったので…私は、内心「やべ…」と思って予定の隙間で焦ってとりまとめ、「よし、なんとかできた」と、提出をしました。
もうやり切ったと言わんばかりにホッとして会議に臨んだのです。
が、
そこであった言葉は、「で、どうなの?」でした。
(え?分析をするためということだったから事実をまずは出したまでですね…)
なんていう、思いが一瞬心の中に浮かびながらも、「やっちまった…」そう思いました。(こんなこと書いていいのかな)恥ずかしい話ですが、言われた通りに数字は出したし、「とりあえずこの場はOK」となっていたのです。
見かねた弊社代表の荻野がこう言いました。
「数字は意志だよ」
「数字自体になんの意味はない。それをどう扱うか。そこからどうするか。ただ出すだけの数字には、意志がない」
ここのところ、自分なりに「どこを見て仕事をするのか?」「なにに自分自身が責任を持つのか?」ということはとても大事だということ。
そして、そこを明確にすることで、日々の行動も変わり、何かがうまくいけば達成感・充足感も得られておもしろい。
というところは、腹落ちをしてきている「つもり」だったので、ちょっと悔しい出来事でもありました。
そんな折、年末の弊社納会では、ホールディングス内の「あるチーム」の活動共有がありました。女性だけの、半数以上が入社2年目までのチームなのですが…
前年度118%の目標達成。
しかも、1ヶ月前倒し、という素晴らしい成果を上げたチームです。
そのプロセスもさることながら、「目標達成するチーム」が徹底をしていたことのひとつがありました。
それは、『目的・目標は自分たちが楽しくなるまで考え抜く!』ということ!
簡単に言うと「目的・目標を落とし込む会」なる「やるべき数字」ではなく「どうなったら自分たちがおもしろいか」を徹底的に考える時間を作っていたのです。
その時間で、一人一人が、チームの目的と目標を「自分のもの」にする。(このチームビルディングは色んな要素あってこそなので割愛するのも気が引けるのですが…また別の機会に)
ここでまた「ガツーン」と頭を打たれた気になりました。
そう、私は昨年、会社で目指しているもののひとつである、一部の「責任を引き受ける」という意識を上げたつもりだったけど、「自分のもの」にはなりきってなかったのです。
なので「数字に意志がない」と言われた前述のエピソードも…
単に
「報告のための数字になっていて目的を考えられていなかったこと」
「上司の期待水準を確認しなかったこと」
これが悪かった、というだけの話ではないんです。
「日々、意識しよう、意識しようと思っている目的・目標そのものが、誰の意志か」
ということ。
本当に自分のものに落とし込んでいるチームは、一つ一つの行動や数字が自分のものだから、他人事のように扱いません。
だから考察も、改善も、代替案も出てくる。
その工夫の数たるや、ハンパない。
そんな反省をした出来事でした。
こんなことから、今年の年末年始は息子を寝かしつけNetflixを見終えた深夜、
「来年末、会社・チームがどうなっていたら、そして、自分自身がどうなっていたらおもしろいかな?」
なんてワクワク考える良い年末になりました。
皆さん「自身」は、今年の12月31日、どんなことが実現出来ていれば、「良い年だった!」と言えますか?ぜひ、目的目標を自分のものにするために、年明けのスタートに改めて考えてみてはいかがでしょうか?
皆さんの「働くをもっとおもしろくする」ちょっとしたヒントになれば幸いです。
大野でした!
PS
また、今年も私の「挑戦」と「失敗」を発信していこうと思います!
本年も、宜しくお願い致します!
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