道案内って得意ですか？

私普段、道を聞かれることがすごく多いんです。

海外からお越しの方、
ご旅行中の方、
就活生らしき方

そんな方々からのお尋ねが多い気がします。

最近は、地図アプリなどもあるので自分で調べる方も多いと思うのですが、

特に、時間が迫り焦った状態の方に声をかけられることが度々あるんです。

1番ドキドキするのが英語で話しかけられたとき。

どこに行きたいのかは聞き取れても、どのように説明したらいいかハラハラします。

そんなとき私は、中学時代の英語の先生を思い出すんです。

英語の先生がとにかくこの文章を暗唱できるようにしてと、練習する授業がありました。

それが道案内の文章なんです。

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go straight along this street
when you come to the corner turn right
then you’ll see a big building on the left
that’s the…

まっすぐ行って
かどに来たら右にまがって
左に大きなビルが見えたら　それが⚪︎⚪︎
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝

という内容でした。

覚えているその当時は、
「偶然同じような道順を聞かれない限り使えないじゃないか。」

なんて思っていましたが、この暗唱で私は助けられたんです。

“corner”を“train crossing”に変えたり
“big building”を“brick building”に変えたりして
道案内することができました。

暗記は意味がないと言われることもあるけれど、覚えていないことは出てこない。

と考えると、

中学時代に英語を暗記する授業をしてくださった先生に感謝です。

インプットする目的

暗記するということ自体だけでなく、その先に何かに活用できるためにインプットするんだ、という目的を忘れずにこれからもさまざまなことを学んでいきたい。

…そう改めて思った出来事でした。

4月には新入社員が入って来ますね。

入社して間もないころは、何度も基本を覚えるようなインプットの時間も多いはず。

「本当に意味があるのかな？」なんて思う新人の方もいらっしゃるかもしれません。

ですが、指導される先輩や上司の方々も、私の中学時代の英語の先生のように、いつか役に立てばと、伝えてくださることもあるのでしょう。

私も講師として、今年もたくさんの新入社員の方々にお目にかかりますが、ただ伝えるだけでなく、実際のお仕事で活用できるようにと想いを込めて、務めさせていただきます。

きっと、このメルマガをお読みの皆様の中にも、新入社員の方を研修に送りだしたり、指導される方もいらっしゃると思います。

ぜひ、「インプットする目的」「研修で得てきてほしいこと」などをエールと共に伝えて、送りだしていただけたら嬉しいです。

川島でした。