リーダーシップを発揮する社員の具体的な行動8選
こんにちは!古川です。
少し前に同世代の友人と、久しぶりに会う機会がありました。
そこで、
「今はこんなことやりたい、こんなこと実現したいねって沢山あるけれど、一緒に働いていた当時は、目標なんて考えたことなかったよね!事務職だったしね~」
「目標ってなくても困らなかったもんね!」
なんて会話が出ました。
目標がない?
どういうこと??
と思われる方もいらっしゃるかもしれません。
あるいは、共感して下さる方もいらっしゃるでしょうか。
冒頭の会話をした後、電車に揺られながら考えていました。
本当に目標がなかったのか?
今なら分かるのですが、「目標なんてないし、なくて困らないし!」と思っていた当時も、目標は持っていたと思います。
目標があったから頑張れることもあって、それなりにやりがいも生まれて、困らなかったはず。
小さなことで言うと、「今日は〇〇の業務を必ず終わらせること」、とか。
または、任された業務を期日までに、求められているかそれ以上のクオリティでやり遂げること。
上司や同僚から〇〇さんのおかげだよ!と言われるぐらい、メンバーの一人として貢献すること!など。
曖昧な目標もあったかもしれませんが、当時を振り返ると、「目標が全くなかった」ということはなかったな、と思いました。
確かに目の前にあったのに、当時、なぜ「目標なんてない」と思っていたのか。
一番大きな理由は、目標を達成していった先に目指すところが定まっていなかったからではないか、と思っています。
話は少し変わり数年前の中途入社研修のこと。
目的と目標についてや、目標の立て方などをみっちり教わり、「知らなかった!びっくり!」ということを経験しました。
目的は読んで字のごとく、目指す的。
「なぜなんのために」ということ。
そして、目標はその目的に辿り着くまでにある道しるべです。
目指す的から逆算して目標を立てるわけですが、当時の私は、目標が点在していたような感覚だったなと思いました。
目的が無い状態なので、目の前や少し先の目標はあるけれど、いつもいつも一定の範囲の目標。
なので、進んでいる、成長しているという感覚がいつしかなくなったのか、「目標」というよりも、タスクをこなす感覚が強くなっていたのかもしれません。
目的があるからこそ、目標は力を持つ!
さて、今の私はというと…大きな目的があって、そこから逆算して目標を立てる、ということにもだいぶ馴染んできました。
1年の目標があり、
四半期毎の目標があり、
1か月の目標があり、
1週間の目標があり、
1日の目標があります。
今、関わる業務において、自分の知識や能力が足りていないことも沢山あって、自分にがっかりすることも。
ですが、目指すものがあって、そこに辿り着くための高い目標があるからこそ、「今の自分には知識や能力が足りない」という自覚「もっと成長したい!学びたい!」という意欲と行動が生まれているとも感じます。
目的があるからこそ、目標は力を持つ!
当時の自分に教えてあげたいな、と思いながら振り返っていました。
以上、古川でした。
PS
すっかり秋ですね!
美味しいものが沢山あって一番好きな季節です!