リーダーシップを発揮する社員の具体的な行動8選
こんにちは!
FCEトレーニング・カンパニーの古川です。
今日は、しくじりから学んだこと、そしてトライしていることについてお話しさせてください。
昨年のことです。
「決められた日までに持っている仕事をやり遂げること」
執着と言えるぐらいその一点にこだわりすぎるあまり、私は関わる相手を置いてけぼりにしていることがありました。
そして、そのことにしばらく気づいていなかったのです。
その時の行動を振り返ると、こんなことが見受けられました。
関わる相手を置いてきぼりに?
メンバーに確認や対応をリクエストする時のこと。
「いついつまでに、〇〇を進める必要があります。〇日までに〇〇してくださいね。」
と納期を伝える。
進まない…
また、「〇日までにやってもらえませんか?」と納期を伝える。
進まない…
進まないのは何かの理由があるはず。
関わる人の立場や状況を理解しようとしていれば、他の進め方を相談したり提案できたりしていたわけですが、自分の行動を変えなかったことがありました。
結果、進まない…
解決方法も提案できず。
誰にとっても良い状況とは言えません。
“限られた時間の中でなんとかやり遂げなければ!”そう焦れば焦るほど、自分中心の行動が増えて空回りしていました。
せっかく責任感を持って進めるのが強みだと、そう周りから言ってもらえていたのが、活かせなかった。
関わる相手にも、不快な思いや窮屈な思いをさせてしまったことがあったと思います。
お手本は周りにいる
そこで、今、プライベート・仕事問わず、
日常のコミュニケーションにおいて、「まず相手を理解する」ということを最も意識しています。
意識し始めると、周りにお手本になる方が多くいることに気づきました。
そして、何気ない一言に、相手に対しての配慮や相手を理解しようとしている行動が表れていることも。
例えば、会議で参加者に何かリクエストを出したあと
「今の理解できてる?」
「何かわからないことがあればこの場でクリアにしよう!」
と、不明点がないか確認したり、相手の目線に立って一言かけていたり。
相手の行動が止まっている場合には、
「なぜそうなっているのか?」
忙しく時間がないことが原因なのか、メールやチャットを見ていないだけなのか、もしくは何かがハードルになっているのか。
相手の状況や背景を想像して仮説を立てたり、もしくは、直接聞ける人であれば聞いたりして、相手をできるだけ理解する。
そうした上で、仕事の進め方や提案の仕方を自ら変える。
よく考えると…物事が上手く進められたなと、一緒に周りの人と協力できたなと感じる場面では、こういったことができていました。
反対に、初歩的なことが当たり前のこととしてできていなかったときは、うまくいっていない。
できなかった自分にがっかりしながらも、他者の素敵な行動を真似するところからやり直しています。
とはいえ、自分がいっぱいいっぱいになると、自分視点で進めてしまう癖が出てしまうんですよね。
簡単ではないのですが、とにかく具体的な行動に落とし込んでやってみること。
行動し続けて習慣にすることを目指しています。
失敗を失敗で終わらせるか、それとも
また、そもそもしくじりに気づくことができたのは、「もしかしたら、これを言うことで傷つけてしまうかもしれないけれど…」と、言いにくいことをフィードバックしてくれた上司がいたからでした。
とてもとても恵まれていて、本当にありがたいです。
正直に言うと、フィードバックをもらったあと、腹落ちするまで数日かかりました。
ときにズーンと気持ちが重くなる瞬間も。
けれど、そういうことか!とスッキリした気持ちで2023年スタートを切ることができました。
失敗を失敗で終わらせるか、
それとも価値があるものに変えるか。
失敗から学び、価値があるものに変えていこうと思います!
古川でした!