リーダーシップを発揮する社員の具体的な行動8選
さて先日、週末にIKEAに行きました。
IKEAには大きいフードコートがあり休日は家族連れも多く見かけます。
店内はかなりにぎやかでしたが、ふと隣に座ったご家族の会話が妙に気になったんです。
何が気になったかというとお父さんと息子さん(推定3歳くらい)の会話でした。
第一印象として「めちゃめちゃ楽しそうだな~~~」と率直に感じたのですが、
会話をちらっと聞いていく中で、どうやらこれはお父さんの「会話力」にありそうだと思いました。
お父さんのすごい会話力
まず私がすごいなと思ったのが会話のテンションです。
例えば息子さんが
「このお肉やわらくておいしいね」と言うと
そのお父さんは
「確かにこの柔らかさすごいね!
だからこんなに美味しいのか!いいところに気づいたね!」
と反応していました。
この息子さんはまだ小さく、お世辞でも大人が興味を持てる会話の内容ではありませんでした。(私がお母さんだったら「そうだね~」とだけ返して終わってしまうと思います(笑))
でもこのお父さんは、まるで自分の友達と趣味について語るくらいのテンションで話されていて。
それくらいこのお父さんの返答には共感の先にある「心からの興味」が見えたのです。
また少しすると、息子さんがおもちゃのピストルで遊びたいと言い出しました。
ここはフードコートなので、このお父さんでもさすがに「だめだよ!」とくるかと思いきや…
「そっかー!そうしたらこの箱の中で周りの人に当たらないように小さく遊ぶか、おうちに帰ってからにするか、方法を考えた方が良いね」
と、息子さんに考えることを促したのです。
すると息子さんは「そしたらおうちにする」と言って、すんなりおもちゃをしまいました。
良し悪しの判断の前に、できる方法を息子と一緒に考えて、選択肢を言語化してくれたことで息子さんも自ら「家に帰るまで我慢しよう」という選択をできたんだなぁと。
お父さんの会話力に感心しきりでした。
ビジネスシーンでも使える会話力
気が付けばなんだかんだとたくさん聞き耳を立ててしまったのですが…
・相手に興味を持ち、理解しようとする気持ち
・刺激にすぐに反応せず、一時停止ボタンを押せること
・相手を尊重しつつも、自分の意見を伝える
といった、ビジネスシーンでも使える会話力の底力を学ばせていただいた時間になりました…!
勝手ではありますが、早速仕事で使わせてもらっています!!(笑)
私はまだ子育てをしたことがないので、育児の苦労や大変さは正直あまり分かりません。
きっと、こんな一筋縄ではいかないことがほとんどだと思います。
それでも自分がもし将来、子を持つ親になったらこんなお父さんのように子どもと同じ視点で感情を共有して、同じ視点で一緒に悩める親になりたいなと心から思いました。
そんな心がホカホカした日曜日のお話です(^^)
PS
ちなみに私はIKEAがほんっとうに大好きです。
休日に行きたい場所ランキングトップ3には入ります。
のんびり家具を見ながら将来こんな部屋にしたいなと考えながら店内を散歩したり、フードコートの端でケーキを食べながら読書をするのがお気に入りです。
皆様も機会があればぜひ行ってみてください!