2021.07.26 2023.08.09
  • チーム・組織づくり

悩んだ時は、上司ではなくYou Tubeに相談!?

【目次】

こんにちは!かなり暑くなってきましたね。

この季節になってくると、休日は、毎回ベランダプールをリクエストされる仲村です。

今日は、部下とのやりとりで、ちょっとびっくりした事件について、共有させていただきます!

上司よりも、Googleよりも、You Tubeに相談!!??

びっくりした事件とはなにか。

今年に入社したメンバーに、

「過去関係のあったお客様に電話し、フォローし、必要あれば打ち合わせの時間を設定する」
という業務を任せたときに起きました。

私は、そのメンバーと一緒に、
・どういうお付き合いがあったお客様か
・どのような話をすすめていくのか

について確認し、少し練習もしました。

その後、業務を任せたのですが、今はリモートワーク。

他の業務もあって、指示を出した後、

「無事に取れたかな?」
「まだ仕事での電話の経験も少ないから、やり方わかるかな?」
「その後、相談の連絡もないけど、無事にすすめられているだろうか?」

といった心配な気持ちになりました。

業務が落ち着いてから、そのメンバーに電話。

「大丈夫だった?電話の掛け方とかわかった?」
と質問すると、

「全然大丈夫です!ちょっとわからないこともあったんですけど、You Tubeで検索して色々やり方も学べたので、そのままやってみました!」

なんと、私の心配をよそに、自分で検索して解決して、どんどん行動に移していたのです。

「なんだそんなことか!」思うかもしれませんが、私にとっては大事件でした。

上司に求められるあり方

私が新人のときは、わからなかったら近くに上司がいて、都度聞いていました。(まさにOJTですね)

ただ、時代はリモート。

リモートではなくても、コロナの影響でOJTの機会が減っている企業も多いと聞きます。

上司に聞き、ネットであれこれ調べていたのが、今は、Youtubeで、動画でどんどん学ぶ世代なんだなと、強く実感しました。

上司も忙しくしているケースが多いので、「だったら自分で調べよ!そのほうが早い!」という感覚だそうです(笑)

その話をきいて「頼もしいな!」と思いました!

その一方で、危機感も感じてしまったのです。

危機感の一つ目は、学ぶ方向が間違っていたら行動がぶれてしまうということ。

「Z世代」は自分で情報を取りにいける分、会社の方向性・考えと違うインプットを行うなど方向性がずれてしまうと、行動までずれてしまいかねません。

学びの自主性は素晴らしいですが、組織にいる以上、なんでもかんでも学べばいいということでもありませんよね。

二つ目は、少しのボタンの掛け違いで、離職に繋がってしまうのではないか?ということ。

会社や上司に頼らなくてもやっていけるとなれば「自立度」が高い反面、その会社、チームで働く価値を感じられなかった場合…

すぐに離れてしまう(離職)可能性があるんじゃないか?と思ったのです。

会社やチームの方向性と、働く一人ひとりが描く将来。

いかにマッチングさせていくのか。
上司として、どう関わっていくのか。

「Z世代」のマネジメントに関わってみて、会社・上司側に求められるものも、変わってきているなと感じています。

なにより、自分自身が「学び続けないといけない!」感じました。

学ぶ意欲が高い「Z世代」負けないように、アラフォーに近づいてきた私も頑張ります!

以上、仲村でした!

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