2021.12.07 2023.08.09
  • キャリアアップ

上長に言われた衝撃的な一言

【目次】

こんにちは。FCEトレーニング・カンパニーの鈴木 彩予です。

入社して半年が過ぎました。

社会人になると、時の流れが学生の時の倍くらいの早さになると聞いてはいたのですが…

実際、想像以上に早くて驚いています。

半年経ってみて、入社してから今までを振り返ってみた時にふと思い出したことがあります。

それは、新入社員研修が終わり、現場に本配属になってすぐ、6月のこと。

当時の上長に言われた衝撃的な一言です。

上長に言われた衝撃的な一言

「それ、俺に答えがあると思う?」

この一言を聞いたその瞬間「?????」とフリーズしてしまいました。

私は当時、新規事業の立ち上げのチームにいたのですが、チーム編成は、副社長と20年目くらいのベテラン社員、それと新入社員の私。

この3人だったのです。

“そもそも社会人とは?”というレベルで、右も左もわからなかったその時期に、大先輩2人といきなり肩を並べて仕事しなければならないというような状況でした。(今振り返ってもすごいな…と思います…)

活動をする中で、目標と現状のギャップが生じており、課題はわかるものの“ではどうしたらいいのか?”という次の一手がわからなかった時。

私は上長に聞きました。

「どうしたらいいですか?」と。

そこで言われたのが、あの言葉です。

一瞬全身が固まった気がしたことを覚えています。

ビジネスに正解はない、上司に答えを求めるのではなく、自分で考えるきっかけをくれた

しかしそれは、意地悪でもなんでもなく、ビジネスをする上で重要なことを端的に教えて下さっていただけでした。

「ビジネスには答えがない誰も最初から正解なんてもっていない」

「だからまずは自分で考えろ、そしてやってみろ」

という強烈なメッセージだったのです。

その時初めて、自分はどこかで、「上司に聞けばわかる」というように、無意識に“答え”を求めてしまっていたのだと、気づきました。

学生時代に学ぶことには必ず答えがあって、正しい正解の導き方は先生が知っていました。

しかし、ビジネスではそうはいきません。

大事なのは、“自分はこう考えた”というのがあった上で“上司はどう考えるか?”を聞きにいくこと。

そしてさらに、

“上司と合っていたから正しい”とか“違っていたから間違っている”ではなく、「なぜ上司はそのように考えたか」をキャッチしにいくことが必要。

そうすることで、

  • 考える時に必要な視点は何か
  • どんな数字から判断したのか
  • 見るべき指標は何だったのか

などなど、思考プロセスにおける具体的な違いが見えてきます。

そして、その思考プロセスを盗んだうえで次何かを考える時は、「この視点から考えてみよう!」とか「この数字から考えるとどうだろうか」というように、物事を考える際の視点が多くなっていく感じがします。

あの時に「それ、俺に答えがあると思う?」と言っていただいたおかげで、まずは“自分で考える”という癖がつきました。

答えのないことに立ち向かうのは大変です。

でもだからこそ、しっかりと努力が成果に現れる瞬間にたまらなくやりがいを感じるのかなと思います。

まだまだわからないことだらけですが、どんなに小さくても一歩ずつ確実に前に進んでいきます!

以上、21卒新入社員の鈴木でした!

この記事が参考になったら、「シェア」をお願いします!

  • LINE
  • はてブ

個別でのご相談も受付中!

人財活用、育成に関する課題をお申し付けください。最適なアプローチをお答えします。

『個別相談』を申し込む