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仕事はだれのために?

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2016/09/12


「○○さん、次の打ち合わせでA社様に行くまでに、
うちの会社の商品がわかる資料作っておいてくれる?
簡単なものでいいから」

こんなふうに、上司から仕事を頼まれたら、
あなたならどうしますか。

「はい、わかりました。A社様への資料ですね。
当社の商品がわかる簡単なものですね」と内容を復唱して確認する。

入社1~2年のころの私は、このように答えていました。

でも、すでにみなさんはお気づきと思いますが、
これでは上司の求めている資料はできないのです。

「できました」と持っていくと、
「これでは、使えない」と突き返されたり、
「何でこんなに時間かかったの?」と言われたり、
「もっと考えてから作ってよ」と叱られ、結局上司が大部分を修正したり…。

こういうことがあると、
わたしは「他の仕事よりも優先して、がんばって作ったのに…」と嘆いたり、
ある時には同期に愚痴を言ったりしていました。

そんなある日、上司に仕事を指示されていた同期が、
こんな受け答えをしていました。

内容の復唱に続けて
「ちなみに、次回の打ち合わせ日程はいつですか。
資料はいつまでに作成すればいいでしょうか。あと、
作成する際、“押さえるべきポイント”があれば教えてください」

上司に自分から納期を聞き、ポイントまで聞いてしまうなんて!と、
受け身な私にとっては目からウロコでした。

その後、同期が資料を提出すると、上司は目を通してすぐに
「OK,ありがとう!イメージ通りだよ。少し修正点があるけど、
それは自分でやるからいいよ。助かったよ!」
との言葉。

同期と私の対応には、一体どんな違いがあったのでしょう…?

すでにみなさまは、質問からこのような違いを見つけたことと思います。

上司に仕事を頼まれたら…

1)その資料が使われる日を確認する
2)上司が希望する納期を確認する
3)どのようなアウトプットを上司が望んでいるか、
期待水準を確認する

しかし、私がもっとも感じた違いは、
同期は「頼まれた仕事が『自分事』」になっていた。
私は「頼まれた仕事が『他人事』」になっていた。

ということでした。

つまり当時の私は、「言われたことをやった」だけ。
うまくできなかったのは、「上司が言ってくれなかったから」だと思っていたんです。

でも同僚は、「言われていないことも、自ら聞きに行く」ことで、
頼まれた瞬間に「自分の仕事」として責任を引き受けていたのだと思うのです。

それから、私も仕事の受け方を思いっきり変えました。
上司から頼まれた仕事であっても、
資料作りであれば、自分がその資料を使って、お客様に説明することを想定し、

・A社様がどんな課題を解決したいのか
・課題の解決のために、A社様はどんな商品を必要としているのか
・当社はA社様にどんな商品を提案しようとしているのか
・どうしたら、A社様の担当者が理解し上司に説明しやすいか

などをはっきりさせて、資料を作成しています。

前回の「トレマガ」で、「上司は使い倒すもの」とお伝えしましたが、
「自分事」にするために質問するのも、「使い倒す」ことのひとつです。

上司から指示を受けた際は、
「自分の仕事だったら、どんな情報が必要か」という視点で、
自分から質問してみてはいかがでしょうか。

「人から頼まれたので、自分の仕事ではない」ととらえるのか、
「人から頼まれたけれど、自分の仕事だ」、つまり「自分事」と考えるのか。
その違いから、質問するか質問しないか、さらには質問内容の差が生まれます。

「与えられる仕事も、自分事として責任を果たす」

これを習慣にしていけば、
自分のできることはどんどんと増え、
信じて任せられることも増えて、数年経った時には、
必ず成長した自分を実感できると思うのです。

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大司奈緒

大司奈緒

イノベーション Div.マネージャー。トレマガ執筆者。株式会社FCEトレーニング・カンパニー
大学4年生で就活を終えた後、アルバイトではじめた家庭教師派遣業での経験から、急遽「教育」分野へシフト。その後、『7つの習慣』との出会いをきっかけに、もっと自分の力をつけようと、当時東証一部上場のコンサルティング会社へ転職。 子ども向けの「7つの習慣(R)」プログラム企画・開発職に従事し、FCEトレーニング・カンパニー創業メンバーへ。 マーケティング室を立ち上げ、マネージャーとして試行錯誤しているうちに、トレマガにその紆余曲折を好き勝手書いて(ごめんなさい)配信するように。 働くを“もっと”おもしろくしたい!という思さの強さがゆえに、よく凹み、よく泣き(※いい時も悪い時も)、よくテンションが上がる。若干面倒くさい女子(仮)。 今のミッションは、 「自分が得たいことに夢中であること」 「最高のHEROMAKERになること」 最近はまっているのは、チームの生産性向上(と、言う名の定時退社の画策)。

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