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  • HRレポート
  • 2021.09.18

eラーニングとは?必要なシステムの種類や機能&おすすめ5選を紹介

IT技術の進歩や働き方改革の影響、そして感染症予防といった観点から、eラーニングを導入した社内研修が注目されています。
「eラーニングを導入したいと検討しているものの、システムの選び方がよく分からない」「そもそも、eラーニングってどのようなものなの?」という方に、今回はeラーニングの概要とおすすめのシステムを解説します。

【目次】

eラーニングとは

eラーニングは電子機器とインターネットを活用した教育手法で、現在は幅広く研修にも活用されています。

教材コンテンツと学習管理システムで構成されているため、対面での研修開催が難しい場合においても実施可能なシステムです。

 

eラーニングの目的

eラーニングを研修に導入する目的には、どのようなものがあるのでしょうか。

運営側の観点からすると、研修機会を増やすと同時に、研修開催に必要な工数を削減するために導入を検討するケースが多くなっています。

また、全社でノウハウを共有したい場合に、一つの会場に集まって研修を行う集合研修よりも手軽に、迅速に行うことができる点も、eラーニングを活用する理由のひとつです。

これらに加えて、新型コロナウイルス感染症予防の観点からも、対面ではなくソーシャルディスタンスを保ちながら研修が可能なeラーニングは、運営側や講師陣、そして受講者の安全を確保するという意味で有効とされています。

 

受講者からすると、スキルアップやキャリアアップを目標とした学習を、時間や場所の拘束を受けることなく自分のペースで受講できるeラーニングは、研修機会を増やす大変有意義なシステムといえるでしょう。

 

eラーニングの歴史

eラーニングの「e」は、「electronic」の頭文字であり、1990年代に誕生した言葉で、もともとはコンピューターを活用した学習を意味していました。

当時はテレビやビデオを教材とした学習が主流でしたが、受講者からアクションできないことが大きなデメリットとされていました。

これに続いて登場したのがコンピューターにCD-ROMを装着して学習するスタイルです。

コンピューターを使用することで受講者からもアクションが可能となり、双方向的な学習が可能となりました。

しかし、一度作成したCD-ROMの内容修正や、受講者の学習管理を行うという意味では難しい状況が続いており、それを克服したのがインターネットを活用した近年のeラーニングです。

 

近年主流とされているeラーニングは、LMS(Learning Management System)をサーバーに設置し、教材や受講者管理などを一括して行うことが可能となりました。

LMS導入は、これまで集合研修開催に必要とされていた準備に必要な工数やコストを抑え、効率のよい研修開催を実現したのです。

 

eラーニングを研修で導入するメリット・デメリット

eラーニングを導入するメリットやデメリットは、研修を受講する受講者側にとっても、研修を開催する運営側にとっても、さまざまなものがあります。

 

受講者側のメリット

受講者側のメリットとしては、まず場所を選ばずに研修が受けられる点にあります。

eラーニングなら、インターネット環境さえあれば、どこでも学習することが可能です。

受講期間内なら自分の都合に合わせて学習できるので、隙間時間や寝る前など、自分のライフスタイルに合わせて学べる点も、大きな魅力といえるでしょう。

 

また、指定されたサイトにアクセスするだけで研修を受けられるので、特別な準備も必要ありません。

講義の動画を何度も繰り返して視聴することも可能です。

分からない箇所や、もう一度確認したい箇所がある場合は、繰り返し学習もでき、理解を深め、知識を定着させることができます。

手軽に、自分の都合に合わせてマイペースに学習できるeラーニングは、忙しい会社員にとって大変使いやすい研修ツールといえるでしょう。

 

研修運営側のメリット

続いて、研修運営側のメリットについても見ていきましょう。

研修運営側のメリットとしては、コストカット、効果の高い研修実施、そして研修開催のために必要とされてきた工数削減などが挙げられます。

集合研修の場合、研修を開催するたびに会場費用や講師料が発生していましたが、eラーニングであれば会場費用はまず不要です。

講師料は、最初に教材動画作成を行う際に必要となります。しかし、一度作成してしまえばそれを継続して使用することが可能です。

継続した講師料が不要となるので、コストを抑えることができます。

さらに、集合研修に参加する社員に対して負担していた宿泊費や交通費なども必要ないので、こちらも大きな節約となるでしょう。

その他にも、各種手配や受講者のリストアップ、関係各所へのスケジュール調整依頼、研修開催の周知など、これまで必要だったさまざまな手配が不要となります。

費用そして工数の削減は、研修運営側にとって大きなメリットといえるでしょう。

 

受講者側のデメリット

続いて、受講者側のデメリットですが、集合研修とは違い、個人で学習を進める必要があるので、モチベーション維持という面では難しさがあります。

また、知識を習得していくのには適した学習方法ですが、実践を伴う学習に関しては、なかなか難しい部分もあるということを理解しておきましょう。

 

研修運営側のデメリット

運営側のデメリットですが、受講者の反応を感じながら行う講義とは違い、多く場合は事前録画したものを配信する形になります。

受講者のリアクションがリアルタイムに見られないため、分かりやすい講義にできているかどうかを作成段階では見極められない、といった面では難しさがあるでしょう。

 

また、教材の作成に手間が掛かるという点があります。

自社で教材となるコンテンツを作成する場合、やはり手間も時間も必要となるということを理解しておきましょう。

ただ、一度作成してしまえば、その教材を今後も継続して研修に使用することが可能であり、これは大きなメリットとなります。

最近は、動画作成アプリなども充実しているため、始めてしまえば「思ったよりは簡単にできた!」となるかもしれません。肩に力を入れすぎずにトライしてみてください。

 

もう一つ、運営側としてデメリットと感じる部分があるとすれば、受講者がいつでも受講できる手軽さがある分「またいつでも受けられるから」と受講が後回しにされる可能性がある点でしょう。

 

集団研修では、日にちと時間が決められており、受講者は研修当日その場に行くことが義務付けられています。そうすると、本人のモチベーションに関わらず、研修時間中は否応なしに学ぶことになります。

このような強制力が弱くなる点が、eラーニングのデメリットといえるでしょう。

 

eラーニングでの受講者のモチベーションを維持する取り組みは、受講者同士、上司、講師などとやりとりができるソーシャル機能などでも行われています。

コミュニケーションの場などを用意し、孤独を感じずに学習を進められる工夫などを積極的に取り入れ、受講者が自主的に学びを進められる環境づくりに取り組みましょう。

 

eラーニングの実施に必要なシステム「LMS」とは?

eラーニングを実施する際には、LMSと呼ばれるシステムを導入するのが一般的です。

LMSとは、Learning Management Systemの頭文字で、インターネット上でeラーニングを配信するのに必要となるプラットフォームを指しています。

LMSを活用すると、以下のようなことができるようになります。

 

LMSで運営側ができること

・教材配信

・受講のリマインドメール配信

・学習進捗状況管理

・テスト作成

・テスト実施

・テスト結果管理・分析

・受講者コミュニティ管理

 

続いて、受講者がLMSを使用してできることには、以下のようなものがあります。

 

LMSで受講者ができること

・講義受講

・テスト解答

・レポート作成

・受講履歴や習熟度の確認

・他の受講者とのコミュニケーション

・通知等確認

 

LMSを導入することで、運営側も研修講座開講の手間を最小限に抑えつつ、よりクオリティの高い教材を受講者に提供することができます。

導入時には手間もありますが、一度用意してしまえばあとは必要に応じてリニューアルしながら運用していくことが可能です。

これまでの集合研修開催に必要だった手間や時間を考えれば、業務量という意味でも大幅に改善されることが期待できます。

 

eラーニングシステムには2種類ある!それぞれの違いとは?

eラーニングシステムには、クラウド型eラーニングシステムと、オンプレミス型eラーニングシステムがあります。

導入するシステムを決める前に、しっかりと比較し、自社の運用にはどちらが適しているかを検討しましょう。

 

クラウド型eラーニングシステム

クラウド型eラーニングシステムは、インターネットを経由してサービスにログインして利用するスタイルのeラーニングシステムです。

導入費用が比較的安価で、導入しやすいメリットがあります。

また、専用のハードウェアが必要ないというのも魅力です。

 

現在、クラウド型eラーニングシステムはスタンダードとなりつつあり、セキュリティ面も強固なため、安心して使用することができるシステムといえます。

ただ、クラウド型は月額料金が設定されていますが、データ量次第で料金が変動します。想定よりもコストが高くなる可能性もあるということを、理解しておきましょう。

 

オンプレミス型eラーニング

オンプレミス型eラーニングは、社内にeラーニングシステム専用のサーバーを構築する必要があります。

自社サーバーを保有するため、機能拡張などのカスタマイズを自由に行うことが可能です。

万が一障害が発生した場合も、比較的その原因を特定しやすく、不具合から復旧しやすいメリットがあります。

 

オンプレミス型eラーニングではライセンスを購入して使用するのが一般的で、ライセンス購入費用は比較的高いものが多くなっていますが、基本的に買い切り型です。ランニングコストは保守費用のみとなります。

 

おすすめeラーニングシステム(LMS)5選

それでは、おすすめのeラーニングシステムをご紹介します。

 

CAREERSHIP

株式会社ライトワークスが提供するeラーニングシステム「CAREERSHIP」は、eラーニング教材を簡単に作成可能な「教材コーチ君Ⓡ」を展開しています。

複雑なユーザー管理や多言語、承認ワークフローにも対応しており、大手企業への導入実績もあるeラーニングシステムです。

 

Cloud Campus 

Cloud Campusは、月額固定制、ユーザー数無制限で利用可能なeラーニングシステムです。

受講者・講師・教材作成者・管理者それぞれが利用する機能が充実しており、マルチデバイス対応な点も魅力となっています。

 

AirCourse

AirCourseは、初期費用無料で利用開始できるクラウド型eラーニングシステムです。

受講履歴やテストの結果管理などの機能が充実しており、さらには集合合宿の実施履歴やその際の評価なども記録に残すことが可能と、学習管理機能が充実しています。

 

etudes

etudesは、直感的に操作が可能なUIを有しているeラーニングシステムです。

大企業や省庁の導入実績もあり、信頼度が高いシステムで、150項目以上の社員情報を登録し、管理することができます。

各種デバイスに対応しているため、運営側も受講者も使いやすいシステムと評価されています。

 

KnowledgeC@fe

KnowledgeC@feは、学習管理機能が充実しているeラーニングシステムです。

教材内製を手助けしてくれる機能が充実しており、PowerPointを自動変換することですぐに教材として使用することができます。

余計な手間をとられず、教材の作り込みに時間をかけることができるeラーニングシステムです。

研修内容を現場で活用する際のフォローや、実践結果評価といった、研修効果測定もできます。

 

Smart Boarding

Smart Boardingは、ビジネス向けオンライントレーニングに特化したeラーニング、LMSシステムです。

ビジネスの基礎からマネジメントスキルまで厳選された動画コンテンツと自社専用のオリジナルコンテンツを作り配信できるLMS機能を備えています。

また、eラーニングを見て知識をインプットして満足するのではなく、得た知識、学びをアウトプットするライブ型オンライントレーニングに参加できます。

 

ライブ型オンライントレーニングでは、専属の講師からのフィードバックや他社の参加者との意見交換を通して、「知っている」を「できている」にできます。

また、eラーニングやオンライントレーニングの受講状況も管理画面で確認できるため、社員一人ひとりの成長や進捗度合いを把握できます。

 

eラーニングシステム導入で研修内容の充実・効率化を実現

eラーニングシステムを導入することで、研修準備に対する手間が軽減され、研修内容を充実させることができます。

導入時にはコストも時間も必要となりますが、一度導入し運用を開始すれば、その使い勝手の良さに運営側も受講者側も研修に対する意識が大きく変わるはずです。

まずは自社がeラーニングシステムを使ってどのような研修を実施したいのか、どのように受講者管理をしたいのかをしっかりとイメージして、その希望を叶えるeラーニングシステムを選ぶことから始めましょう。

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